こんにちは、「なゆた」です!
TBS系 日曜劇場『マイファミリー』が、ついに完結しました!!
そこで今回は、最終回の振り返りをしたいと思います!
(注意:この記事ではネタバレを含みます。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)
『マイファミリー』を見逃した人はぜひこちらから↓
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② 『マイファミリー』が好きな人
③ 考察好きな人
最終回 振り返り
未知留がさらわれた!!
未知留(みちる:多部未華子)が誘拐されてしまった・・・。
真犯人は温人(はると:二宮和也)に対し、身代金ではなく東堂(とうどう:濱田 岳)との交換を要求し、交換できたら全ての真実を話すという・・・。
勝手口を見ると、真犯人にやられて気を失っている梅木(うめき:那須雄登)の姿が・・・。
日下部(くさかべ:迫田孝也)は、温人の車が防犯カメラに映っていることから、警察から逃げているのが明らかだと疑う。
一方、鳴沢家を訪れた葛城(かつらぎ:玉木 宏)は、帰って来た友果(ともか:大島美優)に対し、こっそりメモを渡した。
メモには、「犯人は警察の人間」と書かれていた・・・。
「全員集合!!」
三輪(みわ:賀来賢人)と合流した温人は、東堂に対し、『リビットウォーカー』のチャット機能を使って、「全員集合 ノックは5回」とメッセージを送った。
その際、温人は、香菜子(かなこ:高橋メアリージュン)に連絡を取り、「俺を解任してくれ。会見を開いて、『会社は一切関係ない』と伝えてくれ。そして、名前を変えて、一からやりなおせ。」と伝える。
香菜子は、「もうやっているよ。親が子供を守るのは当たり前でしょ?」といった。
しばらくして、メッセージどおり東堂がやって来た。
東堂は、「俺を殺して、全部俺のせいにするって幕引きだな・・・? 犯人にとっては好都合だ。俺を犯人に渡してくれ。」という。
一方、警察内部の人間を疑っている葛城は、温人と繋がっていることもあって、吉乃一課長(よしの:富澤たけし)によって捜査から正式に外されることに。
マス釣り場にて・・・犯人は温人に対し、東堂を縛り上げてスタンガンで気絶させるよう要求する。
最初は戸惑う温人だったが、東堂は「いいからやれ、温人!」といった。
「友果ちゃんと優月ちゃんを誘拐して、本当に申し訳なかった・・・!!」
模倣犯となって友果と優月(ゆづき:山崎莉里那)を誘拐したことへの懺悔の気持ちも込めて、東堂はスタンガンを浴びた・・・。
まさかまさかの真犯人!!そして、衝撃の真実・・・
ついに監禁場所に到着した温人たちだったが、そこに未知留の姿はなかった・・・。
残されてあったのは、「探さないでください」というメモだけ・・・。
「私と同じでしたか。5年前、東堂の娘・心春が誘拐された事件は、心春が仕掛けた狂言誘拐でした。目的はパパの気持ちを取り戻すこと。当時、東堂は不倫をしていました。そのことに心春が気づいてしまったのです。」
温人は「何でそんなこと知ってるんだ?」と問うと、犯人はこう答えた。
「私は東堂亜希、東堂の妻です。」
なんと電話の相手は、東堂の妻・亜希(あき:珠城りょう)だったのだ!!
そして、亜希の口から、思いもよらぬ真実が語られる・・・。
身代金の受け渡しをしているときは知らなかったが、東堂が遠足の場所を答えられず取引中止になったあと、心春(こはる:野澤しおり)が亜希に電話をしてきたのだ。
そこで、事件は心春自らによる狂言誘拐だったこと、そして東堂が不倫をしていたという事実を聞かされたのだ。
心春は今、亜希と一緒に暮らしているという・・・。
温人は、なぜ未知留を誘拐したのかを問うと、亜希はこう答えた。
「5年前、東堂と不倫関係にあったのは、未知留さんです。私の家族は未知留さんに壊されました。未知留さんには罰を受けてもらいます。」
あまりにも信じられないような真実に、温人は茫然となる・・・。
一方、監禁場所で目を覚ました未知留と東堂の前に現れたのは・・・。
「ご主人には証言者になってもらいます。さっきの話を信じた鳴沢さんの供述により、全て二人の責任ということで・・・捜査は、幕引きです。」
真犯人は、吉乃一課長だった・・・!!!
先述の告白も、全て作り話だった・・・。
「やめろ、未知留は助けてやってくれ!!」
吉乃は、東堂の制止を振り切って、未知留を殺そうとする・・・!!
とうとう絶体絶命かと思ったその時・・・温人が駆け付けた!!
温人と三輪は手分けして行動をとっていたのだ。
三輪は、犯人とつながっていた温人のスマホと東堂のスマホを持って別の廃墟へ向かい、監禁場所にいる温人の別のスマホで、吉乃のウソの告白を映していたのだ。
油断して「三人一緒に消えたことにすればいい!!」と息巻く吉乃に対し、温人は「お前、もう逃げらんないぞ・・・!!」という。
温人、三輪、そして葛城の大逆転によって、吉乃は逮捕された。
連行される際、「なぜ俺だと分かったんだ?」と吉乃が問うと、葛城は「違和感に気付いたのは、おとといでした。」と答えた。
おととい・・・「実咲さんが所有していたパソコンとタブレットが部屋から見つかっていませんよね」と葛城が言ったとき、吉乃は「タブレット」に強く反応した。
未知留が誘拐されたことを温人が葛城に報告した後、葛城は日下部にだけ誘拐のことを伝えた。
午前10時の取引時間まで、吉乃が犯人と分かったら、A班・B班の体制で動くことになった。
さらに葛城は、実咲(みさき:凛美)の通信履歴を改めて調べた。
すると、実咲誘拐の前日に、実咲が吉乃に電話をしていたことが分かった。
通信履歴は吉乃が改ざんしていたものだった。
監禁場所の特定には、NEXホールディングスのサービスを利用した。
電話の持ち主の位置情報を全部くれるようお願いし、そのリストに吉乃の番号を忍ばせて、吉乃逮捕へと繋がったのだった。
葛城は、「本来なら違法ですが、人質の命を守る緊急措置です。」といった。
ハルカナの取締役会を開こうとしていた香菜子は、真犯人逮捕のニュースを受けて、発表を取り止めにした。
一方、病院では、入院中の実咲がついに目を覚ました。
3週間後・・・
温人は葛城から、事件の真相を聞いた。
吉乃は面倒見のいい上司で、家に帰れない部下がいると家族のケアまでしていたのだ。
子育てに悩みを抱えていた亜希は、吉乃に相談するうちに、2人は不倫関係になってしまった。
そのことに気づいた心春は、不倫現場をスマホで写真に収め、それを友人である実咲に見せていた。
心春は吉乃に写真を見せてこう言った。
「二度とママには会わないでください。あと、もう一つお願いがあります。私を誘拐してください!パパとママは、このままじゃ離婚しちゃいます。でも、私が誘拐されたら、一緒に心配して、また仲良くなってくれるかもしれません。計画書も作りましたので・・・。あなたが犯人だってことは絶対に言いませんから!」
心春は、両親が離婚する危機を止めるべく、狂言誘拐の計画を立てていた。
「誘拐は犯罪だよ?そんなことをしたら、おじさんは・・・」と吉乃がいうと、心春は「決めるのは私です!」と断言した。
「分かった。じゃあ、これを見せてくれるかな?」といった吉乃は、計画書だけでなく、証拠のスマホまでも奪おうとする。
証拠をめぐって吉乃と心春がもみ合いになって、吉乃は心春を振り落としてしまい、心春は死んでしまった・・・。
そして吉乃は、心春(の遺体)とメモを使って、営利誘拐を起こしたのだ。
報道協定を盾にして事件を風化させるのが狙いだったのだ。
亜希は、吉乃が真犯人だと知らぬまま、心春が誘拐されたときに不倫をしていた自分を責め、「探さないでください」という書き置きを残して、姿を消したのだ・・・。
出て行く前、亜希は吉乃に「心春のところに行きます」と連絡した。
亜希が自殺したと確信した吉乃は、「このまま事件は迷宮入りになる」と安心した。
しかし、模倣犯となった東堂が動いたことで、再び捜査が動き出した。
そして暴露本を読んで東堂が模倣犯であることを知った吉乃は、東堂に新たな誘拐を仕掛けるよう指示した。
吉乃は「このまま東堂に犯行を続けさせれば、いずれ彼は逮捕されるだろう。そうすれば疑いの目は、全て東堂へ・・・」と考えた。
つまり、吉乃は東堂に全ての罪をなすりつけようとしていたのだ。
ところが、思わぬ偶然が・・・。
阿久津家にて、実咲が吉乃に気づいたのだ。
タブレットの中の「心春ちゃん」フォルダの中身は、5年前に心春が撮り収めた不倫現場だった。
不倫相手である吉乃が警察であることを知った実咲は、「心春ちゃんが何かしらの事件に巻き込まれたのでは?」と心配になっていた。
それで、吉乃に話を聞きに来たのだ。
その後、吉乃は自らの手で実咲を誘拐し、さらにタブレットを借りていた未知留も誘拐した。(ちなみに、第9話のラストの電話も、吉乃によるウソの警告だった。)
全ては「家族にバレるのが怖かったから」だったのだ。
それを聞いた温人は、「怖がる存在じゃないんだよ、家族は・・・。」といった。
その時、温人は未知留から「生まれそう!!!」と連絡が来た。
温人は、産婦人科へと向かった。
東堂、妻と再会を果たす・・・
三輪は、拘留中の東堂と面会へ。
「心春ちゃん、まだ行方は分かってない。でも、きっと大丈夫だ。亜希さんと吉乃のことは聞いてるんだよな?」と三輪が問うと、東堂は「ああ。沙月さんを大切にしろよ。」といった。
三輪は、「家族の縁切られてるけどな(笑)。やり直したいと思ってる。でも、それは沙月が決めることだ。俺はただ、家族を傷つけたことを反省して、沙月とゆづの幸せを陰から応援するよ。」と返した。
そして、三輪が呼んだのは・・・。
「うちの事務所に連絡をくれたんだ。警察の捜査にも協力してもらった。広島で働いてたらしい。心春ちゃんに会うまでは、どうしても死ねなかったそうだ。」
三輪は、亜希を連れて来たのだ。
「心春ちゃんには、会えたのか?」
東堂がそう聞くと、亜希は泣きながらうなずいた・・・。
東堂、そして三輪も、静かに涙を流した・・・。
しあわせな日々
その後・・・。
入院していた実咲は無事退院し、友果と再会を果たした。
葛城・日下部・梅木の3人は、ハルカナの社員たちと一緒に初めての合コンへ。
優月は友果と同じ中学校に入ることを決めた。
そして鳴沢一家には、新たに元気な男の子が生まれ、いつまでも幸せに暮らしましたとさ・・・。
(おしまい)
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なゆた感想 〜「日曜劇場」史上、最高傑作が誕生した!!
いやぁ、素晴らしかったですね!!!
せっかくなので、ハッキリと大口を叩きますけど・・・
これはもう「日曜劇場」史上、最高傑作ですよ!!!
もう『半沢直樹』を超えましたね!!
二宮和也さん、多部未華子さんをはじめ、キャスト陣の演技も素晴らしかったですし、ストーリーも素晴らしかったです!!
最後までずっと先が読めなかったですし、一瞬たりとも目が離せませんでした!!
考察も楽しかったです!!
こんなにも連ドラでここまでワクワクしたのは、『ニッポンノワール −刑事Yの反乱−』(2019年/日テレ系 日曜ドラマ)以来でしょうか。
しかし、この2クール並みの壮大な物語を、全く先が読めず、加速したまんま、上手いこと10話でまとめた黒岩 勉さんのセンスには脱帽しました!!
これは黒岩さんの金字塔でもありますよね!
最初、「サスペンスでも、ミステリーでもない、ノンストップ・ファミリー・エンターテインメント」というのはどういうことなのかと思っていましたが、最終回を見て「あっ、こういうことか!」と納得しました。
家族の愛、それぞれの想いを感じさせる素敵な作品でした。
改めまして、キャスト・スタッフの皆様、お疲れ様でした!!!
3ヵ月間、感動をありがとうございました!!!
最後に
3ヵ月間書き続けた「振り返り&考察」は、これで最後です。
皆さんはこのドラマを見て、「家族」をどう感じましたか?
このドラマ、そしてこの記事を通じて、家族の絆を改めて確かめ合えたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!!
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あ!あと、次の日曜劇場は『オールドルーキー』になります!
今度はとっても明るく、未来への希望に溢れた素敵な内容なので、こちらも是非よろしくお願いします♪
6月26日!!スタート日が思ったより早いですね。しかもスタート日が『MIU404』(2020年/TBS系 金曜ドラマ)と一緒!!これは運命を感じさせますね(笑)。
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