ドラマ枠における「個性」について(日テレ篇)

好きなこと

こんにちは、「なゆた」です!
今回も、連続ドラマの枠における「個性」についてを書きたいと思います!

次は、今年なんと開局70周年を迎えた日テレです!!

(※注意!:これから書くことは、あくまで僕個人の見解です。)

ぜひ!こんな人に読んで欲しい!

ドラマ好きな人!!

水曜ドラマ

日テレ唯一の女性向けドラマ枠

毎週水曜よる10時に放送される「水曜ドラマ」は、
1985年10月に誕生したドラマ枠です。
主に、女性をターゲットにしたお仕事ドラマ・サクセスストーリー、もしくは坂元裕二脚本『Mother』『Woman』『anone』に代表するような社会派ものを放送しています。

そのため、女性が主役のものが多いですが、たまに男性が主役のものもあります。(『ST 赤と白の捜査ファイル』『Dr.倫太郎』『世界一難しい恋』など)

土曜ドラマ

日テレのファミリー層向けブランド

毎週土曜よる10時に放送される「土曜ドラマ」は、
1969年10月に誕生した、日テレで一番のベテラン枠です。

誕生当初は「土曜グランド劇場」という枠名でした。
そして誕生から29年後の1998年4月の「土曜ドラマ」への改名を経て、
2017年3月までは土曜よる9時に放送されていて、
「土9(どっく)の愛称で親しまれていました。

2017年4月からバラエティー番組『嵐にしやがれ』(現:『1億3000万人のSHOWチャンネル』)との入れ替えにより土曜よる10時となって「土10(どじゅう)へと生まれ変わり、今に至ります。

なんと、『TRICK』『20世紀少年』『SPEC』などで知られる鬼才・堤 幸彦監督の連ドラ演出は、
この日テレ「土曜ドラマ」が初なんです!!(1993年7月期『ポケベルが鳴らなくて』)

どんなジャンルが多い?

「土曜ドラマ」はファミリー層向けの枠なので、コメディーヒューマンドラマアクション医療もの、そしてミステリーなど、扱うジャンルは多岐にわたりますが、
なかでも、ファンタジー色が強めの作品が多いです。(例:『怪物くん』『泣くな、はらちゃん』『地獄先生ぬ〜べ〜』『ど根性ガエル』『スーパーサラリーマン左江内氏』など)

また、ジャニーズ事務所のタレントが主演および主題歌を担当することが多いです。

さらに「土10」に生まれ変わって以降、近年ではハードかつシリアスなアクション・サスペンスを放送することが多くなっています。

余談ですが、原型ゼロのほうの『ブラッシュアップライフ』(臼田あさ美主演)は、
「水10」ではなく完全に「土10」向けの作品です(笑)。

日曜ドラマ

映画ファンでも楽しめるエンターテインメントを。

毎週日曜よる10時30分に放送される「日曜ドラマ」は、
2015年4月に誕生した、日テレの中でも一番新しいドラマ枠です。

「水曜ドラマ」は女性層を、「土曜ドラマ」はファミリー層をターゲットにしているのに対し、
「日曜ドラマ」では “映画ファンでも楽しめるエンターテインメント” をコンセプトに、
若者をターゲットにしたアクション、ファンタジー、そしてミステリー(たまにコメディー)
を放送しています。

また今年は、1月期『ブラッシュアップライフ』(バカリズム脚本)からの
4月期『だが、情熱はある』という、“若者向けの枠” というイメージを覆す異色のジャンルの作品を立て続けに発表しているんです。

なぜ、よる10時 “半” なのか?

GP帯の連ドラって、ジャストよる9時か10時に始まりますよね。
この日テレ「日曜ドラマ」は、GP帯では珍しいよる10時に始まるんです。
では、なぜ “半” なのか?

日テレの編成部長によると、日曜日の夜は長年改編したくてもやれなかったゾーンであり、よる10時からの『おしゃれイズム』(現:『おしゃれクリップ』)は大人気。一方で、よる10時半以降は見たいものがない時間帯とも言われていました。
別にジャストよる10時とか11時じゃなくてもいいから、『おしゃれイズム』の後すぐ、見たいものがない時間帯に、見たいものを提供していくという理由で、よる10時半から放送することになったということなんです。詳しくはこちらの記事を参照

最後に

開局70年目に突入し、さらなる進化を遂げる日テレ。
次なる4月の新ドラマにも期待です!

ちなみに僕が楽しみにしているのは、『Dr.チョコレート』『だが、情熱はある』です!
特に『Dr.チョコレート』は、かつての土曜ドラマの不思議な世界観が甦る感じがして楽しみです!

以上です、ありがとうございました!

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