ドラマ枠における「個性」について(TBS篇)

好きなこと

皆さん、ドラマは見てますか?
では、ここで皆さんに質問です・・・

Q. ドラマといったら真っ先に思い浮かべる局はどこでしょう?
A. もちろん、それぞれですよね〜!

僕の場合は、断然TBSなんです!!

というわけで、こんにちは!「なゆた」です!
今回はですね、連続ドラマの枠における「個性」についてを書きたいと思います!

まずは、「ドラマのTBS」の異名を持つTBSです!!

(※注意!:これから書くことは、あくまで僕個人の見解です。)

ぜひ!こんな人に読んで欲しい!

ドラマ好きな人!!

日曜劇場

単発ドラマ枠として誕生

毎週日曜よる9時に放送される「日曜劇場」は、
全局含めて日本で最も長い歴史を持つ、最古のドラマ枠!
ご存知でしたか?

当初は大手家電メーカー・東芝の一社提供で、枠名は「東芝日曜劇場」でした。
1956年に単発ドラマ枠として生まれ、倉本 聰さんや橋田壽賀子さんの作品などを放送していました。
そして1993年3月末までの37年間計1877作もの単発作品を放送していきました。
Wikipedia調べ

連ドラへのシフトチェンジ、改名、そして一つの時代の終わり・・・

しかし、多くの作品を手がけていた石井ふく子プロデューサーが
「『東芝日曜劇場』から身を退きたい」と申し入れて退いたことがきっかけで、
1993年4月から連続ドラマ枠へとシフトチェンジしたんです。

それから、お仕事ドラマやホームドラマなど、さまざまなジャンルのドラマを放送していきました。
2002年10月に東芝がスポンサーから降りて複数社提供になり、枠名を「日曜劇場」に改めても、
その状態は続いていました。
そのジャンルの幅広さは、2番手枠の「金曜ドラマ(金曜よる10時の枠)」と一緒なぐらい!
しかし、そういったジャンルレスだった頃の時代は、
2013年4月期の『空飛ぶ広報室』で終わるのでした・・・。

『半沢直樹』の大ヒット・・・生まれ変わった日曜劇場

『空飛ぶ広報室』の後番組として2013年7月期に放送された『半沢直樹(第1シリーズ)が驚異のメガヒットを記録したことをきっかけに、枠としての方向性が固まっていったんです。
それ以降、重厚かつダイナミックな演出が効いた爽快な逆転劇や、手に汗握るサスペンスを頻繁に放送するようになりました。(『ごめんね青春!』や『家族ノカタチ』などといった例外はあったものの、そういった作品を放送することは少なくなっていきました。)

そのため、「日曜劇場」の歴史は『半沢直樹』以前・以後で大きく変わってるんですよ!

金曜ドラマ

TBSで唯一のジャンルレス・ブランド

毎週金曜よる10時に放送される「金曜ドラマ」は、1972年に生まれたTBSの2番手枠です。

かつては大人向けの作品を放送していましたが、
90年代に入ってからは若者向けの作品も放送されるようになって、今に至ります。
Wikipedia参照

この枠では、「日曜劇場」とは違って
より大衆に向けたバラエティーあふれるジャンルのドラマを放送しています。
例えば『コウノドリ』『アンナチュラル』『MIU404』など、
ヒューマンドラマ、ラブストーリー、コメディー、サスペンス、ミステリー、ファンタジー、学園もの、医療もの、刑事もの、リーガルドラマなど、扱うジャンルはもうとにかく未知数で、
現時点ではTBSで唯一のジャンルレスな枠となっているんです。

続編について

「金曜ドラマ」で放送した作品の続編は、同枠で引き続き放送する以外にも、
他の枠に移して放送することもあるんです。例えば・・・

・『花より男子』・・・金曜ドラマ(第1シリーズ/リターンズ)⇨火曜ドラマ(花のち晴れ)
・『なるようになるさ。』・・・金曜ドラマ(第1シリーズ)⇨火曜ドラマ(第2シリーズ)
・『ドラゴン桜』・・・金曜ドラマ(第1シリーズ)⇨日曜劇場(第2シリーズ)

特に『ドラゴン桜』の続編は、放送枠だけでなくスタッフも一新し、『半沢直樹』の制作チームを中心に作られました。
しかし、ライトなコメディー調だった前作とはガラリと変わった重厚かつシリアスな作風に、視聴者からは賛否両論の声があったんです。
詳しくはこちらのネットニュースを参照

確かに作風が変わってしまうと、困惑の声もありますよね。
ですが僕個人としては、こういった変化は非常に面白いと思いました。
「枠とスタッフが変わるだけで、前とは違った新しい面白さが生まれる」という楽しさを知りました。

火曜ドラマ

記念すべき第1弾は、橋田壽賀子ドラマだった。

毎週火曜よる10時に放送される「火曜ドラマ」は、
2014年4月に誕生した、現時点でTBSの中でも一番若手のGP(よる9時・10時)帯枠です。

その記念すべき第1弾は、橋田壽賀子さんの『なるようになるさ。』第2シリーズでした。
(第1シリーズは、2013年7月期・金曜ドラマにて放送されました。)
その後しばらくは、『まっしろ』など女性向けのお仕事ドラマを放送していました。

今に至るきっかけ、そして “あのダンス” が社会現象化・・・

しかし、2016年1月期に放送された『ダメな私に恋してください』が大ヒットを記録したことをきっかけに方向性が固まり若い女性に向けたラブコメが放送されるようになり、
同年10月期には、『逃げるは恥だが役に立つ』が放送され、星野 源さんが歌う主題歌「恋」に合わせた “恋ダンス” が社会現象になり、日本だけでなく世界中が踊りました!!

そして、今に至ります。
Wikipedia参照

タイトルに隠されたあるジンクス

実は「火曜ドラマ」の作品には、
長いタイトルにして、それを略すと大ヒットするというジンクスがあり、
以下の例があるんです。

逃げるはだが役に立つ』⇨逃げ恥
つづくよどこまでも』⇨恋つづ
『おカネの切れ目がのはじまり』⇨カネ恋
『この恋あたためますか』⇨恋あた
『婚姻届に捺しただけですが』⇨ハンオシ

最後に

勝手な僕の好みですが・・・
テレビドラマの中で、僕はTBSの作品が一番好きなんです。
その中でもいちばん好きなのは、日曜よる9時の「日曜劇場」です。

なぜなら、スリリングで爽快感があるうえ、
アツくてカッコいいヒーローがたまらないからです!

これからも、この先も・・・
TBSが世に送り出す「心、揺さぶる時」に期待です!

以上です、ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました