こんにちは、「なゆた」です!
皆さんは、テレビドラマってどこに注目されますか?
キャストですか?脚本家ですか?
テレビ局専属の演出家とプロデューサーの方に注目が集まることは、結構まれなことなんです。
いきなりですが、TBSドラマチームの代表的な2組、
・福澤克雄監督
・塚原あゆ子監督&新井順子プロデューサー
それぞれの一貫した制作スタイルについて、取り上げたいと思います!
あくまで、僕なりの見解で解説していきたいと思います!
ドラマ好きな人!!
福澤克雄
福澤克雄監督は、日曜劇場『半沢直樹』『下町ロケット』『ドラゴン桜』や、映画『私は貝になりたい』など数多くの大ヒット作を手がけた、TBSの名監督です。
あだ名は、『ドラえもん』のキャラクター・ジャイアンにちなんで「ジャイさん」。
(名付け親は武田鉄矢さん)
骨太かつダイナミックな演出が特徴で、
日曜劇場を中心に爽快感のあるエンターテインメント大作を生み出してきました。
最新作である今年7月スタートの日曜劇場『VIVANT』では、なんと初の原作も兼任しています!
(どんな内容かはまだ分かりませんが・・・)
福澤監督の作品では、豪華俳優陣が迫真の演技を披露しています。
メガヒットシリーズ『半沢直樹』では、特にライバル役や敵役の俳優陣が、
台本どおりの演出なのかアドリブなのかが分からないほどクセの強すぎるセリフ回しや仕草を見せていました。
特に第2シリーズでは、第2話で大和田取締役が半沢に向かって言い放った
「お・し・ま・い・DEATH!!」(香川照之さんによるアドリブ)がネット上で大きな話題になりましたよね!
(これには僕も見たとき笑ってしまいました)
この第2シリーズでは他にも数多くの “迷言” が生まれ、
コメディーじゃないはずなのに思わず笑ってしまうほどの骨太な演出が注目を集めました。
また、TBS入社前はなんとラグビー日本代表だったのです!
そのため『ノーサイド・ゲーム』では、ラグビー選手時代の経験を活かして、
臨場感あふれる試合シーンを生み出すことに貢献したんです!
この大迫力の演出スタイルは、きっとこれ以上は言葉や文字だけでは伝わらないだろうと思うので、
あとはこちらの動画をご覧ください。⇩
7月スタートの日曜劇場『VIVANT』が待ちきれない皆さん、必見です!!
塚原あゆ子&新井順子
塚原あゆ子監督と新井順子プロデューサーは、金曜ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』『最愛』『石子と羽男 −そんなコトで訴えます?−』など数多くの大ヒット作を手がけた、TBSスパークル(旧ドリマックス・テレビジョン)の名コンビです。
細部まで丁寧にこだわったリアルな演出と、エンターテインメント性にあふれた作風で、
数多くの賞を受賞し、ドラマファンから絶大な支持を集めているんです!
まさに、「ドラマ界の黄金コンビ」です!!
番宣として放送されたドラマナビによれば、
塚原監督の演出はとにかくリアリティにこだわっているんです。
普段室内シーンって、再現スタジオで撮影しますよね?
塚原監督と新井Pの場合は違います。なんと、実際の建物をまるごと借りちゃうんです!!
そして、セットの細かいところまで構造図通りに再現させています。
例えば『アンナチュラル』のUDIラボ(不自然死究明研究所)については、
大林組の技術研究所をまるごと使って撮影しているので、
演出する際は建物内のあちこちを走り回りながら指示をするんです。
そのため、インタビュアーもなかなか話しかけるタイミングがないという。
少しハードな状況ですが、役者さんのいる方に駆けつけて、目の前で指示をします。
そのため、俳優陣からも絶大な信頼を得ています。
また、エキストラ全員に対しても徹底的に指導を行っているそうです。
さらに2人の作品では、主題歌が流れるタイミングも重視されています!
塚原監督曰く「主題歌がないとカット割りができない」そうです(笑)。
特に『着飾る恋には理由があって』では、星野 源さんが歌う主題歌『不思議』が
重要な場面で2度流れる、名付けて「追い源」という手法が生まれました(笑)。
最後に
独自のスタイルをつらぬく2組の名クリエイター。
どちらもさらなる新作に期待です!
特に塚原監督と新井Pに関しては、また野木亜紀子さんとタッグを組んで欲しいです!!
以上です、ありがとうございました!
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