ドラマ枠における「個性」について(フジテレビ篇)

好きなこと

こんにちは、「なゆた」です!
今回も、連続ドラマの枠における「個性」についてを書きたいと思います!

最後は、フジテレビの現時点で展開している4つの枠についてです!!

(※注意!:これから書くことは、あくまで僕個人の見解です。)

ぜひ!こんな人に読んで欲しい!

ドラマ好きな人!!

月9ドラマ

毎週月曜よる9時に放送される「月9ドラマ」は、言わずと知れたフジテレビの看板枠で、
TBSの「日曜劇場」と並ぶ “天下のドラマ枠” でもあります。

多くの大物脚本家やアーティストを発掘した、KING OF トレンディードラマ!

「月9」では、『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』『あすなろ白書』『ロングバケーション』などといった “トレンディードラマ” を多く生み出しており、
織田裕二さんや木村拓哉さんなどといったビッグスターが大活躍したり、
坂元裕二さん・野島伸司さん・北川悦吏子さんなどといった大物脚本家が発掘されました。
特に柴門ふみ原作・坂元裕二脚本の『東京ラブストーリー』や北川悦吏子脚本の『ロングバケーション』は、「月曜よる9時はOLが街から消える」と言われるほどの社会現象となりました!

まさに「月9」は、“KING OF トレンディードラマ” です!!

その後も、『やまとなでしこ』『HERO』などといった大ヒット作を連発していきました!

また、小田和正さんの『ラブ・ストーリーは突然に』久保田利伸さんの『LA・LA・LA LOVE SONG』MISIAさんの『Everything』宇多田ヒカルさんの『Can You Keep A Secret?』など、ドラマの主題歌もミリオンセラーを達成するなど大ヒットを果たし、時代を超えて歌い継がれる名曲となっていきました。

ドラマ枠史上、最もドラマチックな路線変更の軌跡とは・・・?

しかし・・・2002年10月ぐらいから、「月9」は最大の危機に陥っていくのでした・・・。

他の枠で放送した作品の続編や木村拓哉さん主演ドラマは大ヒットしたものの、
それ以外のオリジナル作品は、視聴率1ケタ台になるなど低迷状態が続いていったんです・・・。

そして、2018年1月期に放送された東村アキコ原作の『海月姫』を最後に、
ラブストーリー路線に一旦区切りをつけるのでした・・・。

「今後月9はどういったものを放送すべきか」をじっくりと考えた上で企画し、
『海月姫』の後番組として放送された古沢良太脚本の『コンフィデンスマンJP』を皮切りに、
「月9」は、“脱・ラブストーリー路線” へと生まれ変わり、ミステリーや刑事もの・医療ものを放送していくようになり、復活の兆しを見せたんです。

・・・そして、今に至ります。

この路線変更は、どの局の、どのドラマ枠の中でも最もドラマチックなものなんです!

木曜劇場

毎週木曜よる10時に放送される「木曜劇場」は、
「月9」と並ぶフジテレビの看板枠で、「木10」とも呼ばれています。

最近では、2022年10月期『silent』が、社会現象を巻き起こす大ヒットを記録しました!!

「月9」とは違った面白さ!

この「木10」では、社会派ドラマや医療ドラマ、そして時代劇のほか、『昼顔 〜平日午後3時の恋人たち〜』『やんごとなき一族』などに代表される、いわゆる “ドロドロ系” などといったエッジの効いた作品などを放送しており、「月9」とはまた違った面白さを持っています。

もはや立場が逆転!?

しかし、先述したように「月9」の大幅な路線変更の影響によって、
「月9」がラブストーリーやコメディー、「木10」が社会派や医療ものなどを多く放送していたのが、
現在では「月9」が社会派や医療もの、「木10」がラブストーリーやコメディーなどを多く放送していて、もはや立場が逆転しているんです!

月10ドラマ(カンテレ)

毎週月曜よる10時に放送される「月10ドラマ」は、
2021年10月に誕生したカンテレ制作のドラマ枠。

第1弾として放送されたのは、綾野 剛さん主演・藤井道人監督による、謎だらけの劇場型ピカレスク・エンターテインメント『アバランチ』です!

カンテレだからこそできる、チャレンジングな枠。

「月10」は、カンテレだからこそできるチャレンジングな枠となっていて、
過激なアクションものや、社会問題に深く斬り込んだサスペンス、そして爽快感のある復讐劇などを放送しています。

月10に限らず、カンテレのドラマは質が高い。

「月10」に限らず、カンテレ制作のドラマは、24fps・デジタルシネマカメラで撮影されたハイクオリティーな映像美の作品や、「これ本当に地上波でやって大丈夫なのか?」と思うほど攻めた内容の作品が多くあって、とても質が高いんです。

また、他のテレビ局とは違って、カンテレ専属の演出家以外にも、大物や気鋭のある映画監督をチーフ演出に起用することがしばしばあって、過去に是枝裕和監督、堤 幸彦監督、新城毅彦監督、藤井道人監督、大根 仁監督が起用されました。

水10ドラマ

毎週水曜よる10時に放送される「水10ドラマ」は、
2022年4月に誕生した、フジテレビの若者向けドラマ枠。

誰も見たことのない “NEW HERO” を生み出す!!

「水10」のコンセプトは、“NEW HERO”
男性の俳優を主演に迎え、全く新しいヒーロー像を創り上げる枠となっています。

間宮祥太朗さん主演・本広克行監督の『ナンバMG5』を皮切りに、
ヤンキー家族陸上自衛隊二重人格の男人間投資家といった、
さまざまなタイプの “NEW HERO” が生み出されていきました!

次は、どんな “NEW HERO” がやってくるのか・・・楽しみです!!

最後に

いかがでしたか?

ドラマ枠における「個性」については、これが最後です。
次なるエンタメ知識は何を書こうか、絶賛考え中です!

以上です、ありがとうございました!

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