こんにちは、「なゆた」です!
超ヒットメーカー・坂元裕二さんの『初恋の悪魔』、ついに第二章に突入しました!!
そこで今回は、『初恋の悪魔』の第5話を振り返りたいと思います!!
(注意:この記事では第5話のネタバレを含みます。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)
『初恋の悪魔』を見逃した人はぜひこちらから↓
① ドラマ好きな人
② 『初恋の悪魔』及び坂元裕二作品が好きな人
③ まゆらー(仮)の人
第5話 振り返り
謎の地下室
鈴之介(すずのすけ:林 遣都)と森園(もりぞの:安田 顕)が、地下室にある引っ越してから一度も開けたことのないドアを開けてみると、地下への階段があった。
地下へと向かう前に、森園は、鈴之介が自分のことを監視していたことに気づいていたことを明かした。
鈴之介は、森園に複数の女性、つまり「妻ズ」のことについて聞いてみると、妻以外の女性たちは様々な出版社の編集者であり、「ああいう関係」にはなっていないことを明かした。
ざっくり言えば、『サザエさん』でいう伊佐坂先生みたいなものだ。
(余談ですが皆さん、伊佐坂先生って恋愛小説家だってこと知ってました?)
ちなみに森園がよく踊っていたのは、単なる「小説家あるある」であり、小説の描写のために実際にやってみただけだった。
※最近の小説は、世界観を分かりやすく表現するために、文の合間に挿し絵を付けることが多くなっている。
改めて地下に向かうと、謎の部屋があった。
壁には不気味な絵があり、この部屋では誰かが監禁されていたようだ。
そんな時、森園はなぜか鈴之介をこの部屋に閉じ込めていった。
一方、悠日(はるひ:仲野太賀)は、星砂(せすな:松岡茉優)を守ろうとして、雪松署長(ゆきまつ:伊藤英明)が階段から転落してしまった。
悠日は、急いで星砂を逃がしてやった。
翌日、悠日は無事だった雪松署長に詫びると、彼も「悪かったのはムキになった俺だよ。」と謝った。
その後、悠日は「僕は、摘木さんが兄の死とは関係ないことを信じます。」と言うが、星砂は「そう言ってくれんのは嬉しいけど、私ももう一人の自分を信じられないから。」と心配していた。
悠日は「僕が好きになった人が、兄を殺したとは思えません。」と言った。
5年前の事件
その頃、鈴之介を閉じ込めた森園は、5年前の事件の真犯人として鈴之介に疑惑の目を向けていたことを明かした。
5年前、塩澤 潤(しおざわ じゅん:黒田 陸)という中学生の少年が遺体で発見された。
失踪中、「地下室みたいなところにいる」と家族にメールで連絡していたが、裁判所は「勘違い」ということで済ませたのだ。
森園はこの結果に納得がいかず、「この奇妙な地下室がある家に住む鈴之介が犯人では?」と考えていたのだ。
一方、署内で。
渚(なぎさ:佐久間由衣)は、琉夏(るか:柄本 佑)にこんなことを話した。
「最近、私が捜査している事件のヒントを、手紙で下さる方がいるんです。」
琉夏のペンがズレた。
「もしかしたら、その手紙をくださっているのは、鹿浜鈴之介さんなんじゃないかって・・・」
またペンがズレた。
「すごい優秀な刑事だそうですよ。もし、一緒に組ませてもらえたら、私も成長できるかなって。」
琉夏は複雑な気持ちを抱き始めたのか、思わずペンを持った片手がガタガタと震えた。
「幸せそうな人を見てどう思うかで、自分が幸せかどうかが決まる・・・。」
渚は、連絡が取れなくなった鈴之介を心配しているのかもしれない。
そう思った琉夏は、悠日と一緒に鈴之介宅へ。
しかし、返事が来ない。
そう、鈴之介は今、地下に閉じ込められているため、出られなかった・・・。
鈴之介の過去
しばらくして、鈴之介は森園に、あることを明かした。
「この家は人にもらった。」
「誰にもらったんです?」
「椿 静枝(つばき しずえ:山口果林)さんという女性です。昨年の今頃・・・」
鈴之介は子供の頃から、ずっとひとりぼっちだった。
停職処分の1年前、彼は具合の悪そうな静枝を見つけ、家まで送り届けた。
「同情されるのは嫌いなの。」
「ご安心ください。私は冷血な変人です。」
「私とおんなじだ。」
それ以来、鈴之介は静枝の元に通い、徐々に心を開くようになる。
「世の中を恨む悪魔になっちゃダメ。自分らしくしていれば、いつか未来の自分が褒めてくれるよ。」
静枝はそう言ってくれた。
そんなある日、静枝は突然倒れ、帰らぬ人となってしまった。
身寄りがいなかったため、鈴之介はこの家で暮らすことになった。
「そんな出来すぎた話、誰が信じるんですか?」
「椿さんはいた・・・」
「だったらこの部屋は何ですか?」
「椿さんはいた!!」
鈴之介は急いで逃げようとした。
しかし、森園と揉み合っているうちに、2人同時に閉じ込められてしまった・・・。
一方、鈴之介を心配した悠日と琉夏は、鈴之介宅へ。(カギは開きっぱなしだった。)
そこに、「どうでもいいことでも来るのが友達だろ?」と星砂も駆け付け、3人で鈴之介を探す。
そこで3人は、監視カメラを見るモニターと静枝の手記、そして外壁倒壊事故の記事が書かれた昔の新聞を見つけた。
静枝の手記
同じ頃、鈴之介と森園も、過去にここに閉じ込められていたとされる市役所の職員・天川篤彦(あまかわ あつひこ:宮崎秋人)の手記を見つけた。
静枝は、外壁倒壊事故で娘と孫を亡くしたが、裁判では責任者を裁くことは出来なかった。
その日は自分の誕生日で、2人が家に向かう途中だった。
事件のことを諦められなかった彼女は、予算を管理していた天川を地下室に閉じ込めていた・・・。
壁の絵は事故で亡くなった娘と孫であり、天川を苦しめる為に静枝が描いたのだ。
その頃、悠日・星砂・琉夏はモニターを見てみると、地下室で水の取り合いをしている鈴之介と森園が映っているではありませんか!!
鈴之介と森園は、無事地下室の中から脱出することができた。
改めて、静枝の手記の続きを読むと・・・
天川は無事地下室から抜け出すことができ、静枝は逮捕され、情状酌量で執行猶予が付いて出所した。
今度こそ娘と孫の無念を晴らそうと、次は鈴之介に目をつけた。
しかし、鈴之介と交流していくうちに、静枝の復讐心は消えていった。
悲しみが消えた訳ではなかったが、今を精いっぱい生きることに決めたのだ。
手記の最後には、こう記されていた。
「あなたに助けられました。ありがとう、鈴之介くん。」
鈴之介は思わず「ちょっとオシッコ行って来ます。」とトイレにこもり、声を上げて泣いた。
4人の絆
その後、森園は鈴之介に謝って帰っていった。
琉夏は鈴之介を冗談まじりのつもりでカラオケに誘うと、鈴之介は「いいよ」と誘いに乗った。
4人は大いに盛り上がった。
鈴之介は次第に心を開いていき、4人の絆はどんどん深まっていった。
その夜、星砂は悠日にこう言った。
「人間って大事な思い出は体全部で覚える。それが生きるってこと。だからね、私に何があっても覚えていてくれるかな?」
悠日は「忘れるわけないじゃないですか。」と優しく返した。
朝陽の転落死 〜事件は解決したけど・・・
翌日、鈴之介は刑事課に復帰を果たした。
一方、悠日と星砂は雪松署長に呼び出され、朝陽が転落死した現場であるホテルの屋上へと3人で向かった。
そこで、当時朝陽の先輩だった刑事の上柳智宏(うえやなぎ ともひろ:谷田歩)から、当時の詳細を聞いた。
朝陽と上柳は、強盗事件の容疑者が潜伏していると情報がありホテルへと向かった。
何者かの気配を感じた朝陽は、ひとり屋上へと向かった。
1分も経たないうちに上柳は、何かが落ちたかのような音を聞いた。
上柳が屋上へと向かうと、朝陽は亡くなっていた・・・。
強盗事件の犯人は無事捕まったが、屋上には誰もおらず、朝陽の死は「事故死」と考えられた。
つまり、朝陽と上柳が担当していた事件は解決したものの、朝陽の死の真相については分からぬままだった・・・。
朝陽の死が事故死扱いとなったことに納得できず、真相が知りたい悠日と雪松署長は、朝陽のスマホのロックを解除しようとした。
しかし、なぜか星砂がスマホを奪い、去って行った。
しかも、スカジャンを脱ぎ捨てて・・・。
悠日と雪松署長は署に戻ろうとすると、森園と再会した。
実は森園は、雪松署長と知り合いの元弁護士で、5年前の事件を担当していたのだった。
仕事帰りに・・・
その夜、鈴之介は仕事帰りに星砂とバッタリ会った。
しかし、それも束の間、星砂の様子がおかしくなった・・・。
「君、どうして私の名前を知っているの?どっかで会ったことあったっけ?じゃあこれ、ワンチャン運命の再会ってこと?あれ、違う?」
予期せぬ状況に、鈴之介は混乱するのだった・・・。
第6話に続く・・・
なゆた感想 〜感動の第5話!!
今回は、感動の第5話でしたね!
鈴之介くんの知られざるエピソードに、思わず涙が溢れました・・・。
さらに、鈴之介くんですら知らなかった椿さんの手記の内容で、さらに涙が・・・。
カラオケで4人の絆が深まるシーンにもほっこりしました。
なのに・・・
その一方で謎がどんどん深まっていくんですけどォーーー!?!?
ラストのヘビ女(?)らしき人格に変わってしまった星砂さんが、可愛く感じちゃう・・・。
・・・ダメだダメだダメだ!!!幸せになって欲しい!!!
今後の展開 〜史上最大の難事件に挑む!!
次回、物語は後半戦へ突入します!!
元弁護士である小説家の森園さんも仲間に加わって、5人は史上最大の難事件に挑みます!!
そして、星砂の秘密も次第に明らかになり・・・。
後日、後半戦突入にあたる第6話についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!
第一章の振り返りをご覧になりたい方は、是非こちらも読んでください!
『初恋の悪魔』を見逃した人はぜひこちらから↓
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