こんにちは、「なゆた」です!
超ヒットメーカー・坂元裕二さんの『初恋の悪魔』、ついに第一章が完結しました!!
そこで今回は、『初恋の悪魔』の第4話を振り返りたいと思います!!
(注意:この記事では第4話のネタバレを含みます。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)
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① ドラマ好きな人
② 『初恋の悪魔』及び坂元裕二作品が好きな人
③ まゆらー(仮)の人
第4話 振り返り
世界英雄協会(World Hero Association/WHA)
署内の刑事課にて、捜査会議が開かれている。
ここ最近、社会のマナーやルールを守らない人が矢で射られてケガをする事件が次々と発生しているというのだ。
一連の事件は、世界英雄協会(World Hero Association/WHA)と名乗る団体によるものだった。
昨夜公開された犯行声明によると・・・
「どうも皆さん、はじめまして。私たちは、世界英雄協会と申します。本日より、皆さんの正義を担当させていただきます。この度、4匹のゴミ人間を排除させていただきました!!」
このクセの強すぎる声明に、刑事課の人々は思わず笑ってしまう。
渚(なぎさ:佐久間由衣)は、また被害者が増える可能性があるため、捜査関係事項照会をすることにした。
一方、星砂(せすな:松岡茉優)は、しばらく悠日(はるひ:仲野太賀)のもとに泊まることにした。
「鍵屋さんに頼んでもらえば、すぐ開けてもらえると思います。」と悠日が言うと、星砂は「そうなんだけどさ、アイツのせいだから。私の中にいる、もう一人の私?」と言った。
「私は怖いよ。そういう自分が怖い。」
星砂は、「ヘビ女」の存在に怯えていた・・・。
森園の正体
一方、鈴之介(すずのすけ:林 遣都)は、森園(もりぞの:安田 顕)の手を借りて、何者かが仕掛けた監視カメラを撤去していた。
「実は私、サスペンス小説を書いておりまして。まだ駆け出しですが・・・。」
森園は、小説家だったのだ。
鈴之介は、今まで彼を疑っていたことを詫びて帰ろうとすると、森園が見たこともない女性と会うところを目撃した。
あれ・・・??? 一体何がどうなっているんだろう???
その後も、いろんな正体不明の女性がやって来て、鈴之介は興奮と困惑が止まらなくなった。
居場所のクイズ
翌朝、遅刻しそうな悠日と星砂は大急ぎで署に向かっていると、マナーが悪い人が矢で射られるところを目撃する。
その後、WHAから再び犯行声明が・・・。
「どうも始まりました。本日、私たちWHAは、ゴミ人間3匹の排除をさせていただきました。さてここで、私たちを捕まえたい無能な警察の皆さんに、ビッグチャンスです!!今から私たちの居場所を教えさせていただきます。クイズを出します。」
第1問が出ると、渚はすぐさまそれを写真に収め、琉夏(るか:柄本 佑)のもとへ。
琉夏は、数字の中の法則を解いてみるが、なかなかうまくいかない。
一方、雪松署長(ゆきまつ:伊藤英明)が悠日の家を訪れ、夕飯の差し入れを持って来てくれた。
「お前はさ、俺に何でも話してくれていいんだよ。隠すことはない。」
雪松署長は、悠日にそう言った。
その頃、琉夏はついに法則を解くことができた。
渚は公園に向かい、ベンチの下で第2問の問題が書かれた紙を見つけた。
すると渚は、何者かによって矢で射られ、ケガをしてしまった・・・。
犯行のトリック
悠日と琉夏は、鈴之介に助けを求めた。
しかし鈴之介は、「犠牲者が出ようと、僕の知ったことじゃないね。」と断る。
琉夏は「君は困ってる人を助けたいとは思わないのか!?」と反論するが、鈴之介は「そういうことは、困ってる時に助けてもらったことがある人に言ってくれ。」と返した。
仕方なく、悠日・星砂・琉夏の3人だけで自宅捜査会議を行うことにした。
3人は、第2問の法則を解き、廃墟となった建物へと向かった。
すると、現れたのは、ドローンだった・・・!!
ドローンには矢が装着されている・・・。
そう、WHAはドローンを使って人々を攻撃していたため、防犯カメラには映らなかったのだ。
絶体絶命かと思ったその時、たまたま通りかかった鈴之介が駆け付けた。
「マーヤーのヴェール」を剥ぎ取れ!!
鈴之介の自宅にて。
悠日・星砂・琉夏は、WHAの新たな問題をメモに書き記す。
しかし鈴之介は、それを止めるよう要求した。
鈴之介は「ゲームに必ず勝つ方法を知らないのか?他人の作ったゲームをしないことだ。」と教えた。
改めて、4人そろって自宅捜査会議を始めた。
「行くぞ。『マーヤーのヴェール』を剥ぎ取るんだ!」
事件の真相 〜良い人が良いことを、悪い人が悪いことをするとは限らない。
悠日・星砂・琉夏は、WHAのこれまでの声明をもう一度確認した。
琉夏は、「犯人は歪んだ正義感を振りかざしている。」と予想する。
しかし鈴之介は、こう述べた。
「勝手に決めつけるな。良い人が良いことをするとは限らないし、悪い人が悪いことをするとは限らない。この犯人がしてることと僕たちがしてることはおんなじだ。歪んだ正義感を振りかざしてるのは僕たちもおんなじじゃないか。こんなことをしても悪いことはなくならない。ただ、誰もいなくなるだけだ。」
琉夏は「その犯人は、あの人を傷つけたんだ・・・」と家を出て行った。
すると琉夏は、WHAの真のアジトに刑事課が踏み込むところを目撃した。
犯人は、家族もいる会社員だった・・・。
「社会の風紀の乱れが許せない」と、もともと署をも訪れていたらしい。
まさしく、鈴之介が言っていたことそのものだった・・・。
琉夏は家に帰り、しばらく頭を冷やすことにした。
人を好きになるということは・・・
事件が解決した後、鈴之介は、悠日と星砂に対してこう言った。
「僕にもようやく、人を好きになるということが分かって来た。人を好きになるということは、傷をつくることだ。好きと痛みに違いはさほどない。ただマイナスとマイナスを掛け合わせた時にプラスになるように、傷を分け合えた時に相殺されるだけだ。僕にはそれがいらない。ただ、君たちに言うことはできるよ。おめでとう。幸せになってください。」
悠日の優しさ
星砂は、悠日に兄・朝陽(あさひ:毎熊克哉)のスマホを返した。
「僕は兄のスマホを見た記憶がないので、これがそうなのかどうかは分かりません・・・。」
暗証番号を入れているため、ロックは解けない。
「とにかく、返したから。」と出て行こうとする星砂に、悠日はこう言った。
「ここにいたのは、鍵がないっていう理由だけですか?僕は違います。部屋に入れなくて同情したとかで一緒にいたわけじゃありません。一緒にいたのは、一緒にいたかったからです。僕は摘木さんのことが・・・」
すると星砂は、こう明かした。
「あんたの兄ちゃんが死んだのと同じ頃、私も銃で撃たれたことがある。気が付いたらケガしてた。何も覚えてない。私があんたの兄ちゃんの死に関与どころか、殺したのかもしれないんだ。ヘビ女のしたことが、私には分からないから・・・。こないだ居酒屋であったろ?あの男、私にケガさせられたって言ってたろ?」
「摘木さんはヘビ女じゃありません。」と悠日が言うと、星砂は「そんなヤツだと思われてんのは私のほうかもしれない。ヘビ女こそが本当の私で、向こうからしたら私のほうが迷惑で邪魔な存在なのかもしれない。消えてほしいって思われてんのは、こっちの私なのかもしれない。」と言った。
何も分からないもう一つの人格に怯える星砂を、悠日はギュッと抱きしめた。
「トマト、嫌いですよね?どんな食べ物が好きですか?」
「エビフライ。」
「分かりました。覚えました。僕が好きなのは、トマトが嫌いで、エビフライが好きな人です。僕があなたを知っています。僕が知ってる限り、あなたはいなくなりません。困ったら僕を見てください。僕があなたはあなただって言います。大丈夫です、絶対いなくなりません。僕が知ってますから、摘木さん。」
その後、悠日は、小洗先生(こあらい:田中裕子)のもとへ戻ろうとする星砂を見送ろうとすると、突然、雪松署長が現れた。
「こんばんは、摘木さん。馬渕、お邪魔しちゃったかな?」
雪松署長がそう言うと、星砂の腕を掴んだ。
「どうした?一緒にメシ食おうよ。」
悠日が止めようとすると、雪松署長は階段から転落してしまった・・・。
地下室にて・・・
いよいよ停職期間が解ける鈴之介は、森園に呼び出され、ブレーカーをもう一度落とすようお願いされる。
ブレーカーを止めたのに、メーターだけが動いていたのだ・・・。
誰かが鈴之介の家の電気を使っているのかもしれない・・・。
そして地下室に向かうと、引っ越してから一度も開けたことのないドアがあった・・・。
それを突き破ると、「何か」を見つけたのだった・・・。
「あなた、妻は何人いるんですか・・・?」
「それ、今聞くことですか???」
新章に続く・・・
なゆた感想 〜悠日の優しさにグッと来ました・・・!!
今回は、第一章の完結にふさわしい回でしたね!
もう一つの人格に怯える星砂を、悠日が「僕があなたを知っています。」と抱きしめるシーンにはグッと来ました・・・!!
坂元さんは、本当に素晴らしい名ゼリフの数々を生み出してくれていますね・・・僕は毎回泣けてきます・・・!!
しかし、雪松署長は一体何者なんでしょうか・・・???
朝陽の死にも、何か関係がありそうだし・・・。
味方・・・? それとも、敵・・・?
回を追うごとに、怪しさが増してゆく・・・。
今後の展開 〜ついに物語は新章へ突入します!!
次回、物語はついに新章に突入します!!
今度は、鈴之介が住んでいる家にまつわる壮大な秘密が明らかになります!!
鈴之介は一体、なぜこの家に引っ越すことになったのでしょうか・・・???
後日、新章開幕にあたる第5話についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!
第一章のこれまでの振り返りをご覧になりたい方は、是非こちらも読んでください!
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