《ついに最終章突入!!ミステリアス・コメディーが、クライム・サスペンスへと覚醒する・・・》坂元裕二『初恋の悪魔』第8話を振り返りました!!

初恋の悪魔

 こんにちは、「なゆた」です!

 超ヒットメーカー・坂元裕二さんの『初恋の悪魔』、ついに最終章へ突入しました!!

 そこで今回は、小洒落てこじれたミステリアス・コメディーから、怒涛のクライム・サスペンスへと覚醒を遂げた『初恋の悪魔』第8話を振り返りたいと思います!!
 (注意:この記事では第8話のネタバレを含みます。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)

『初恋の悪魔』を見逃した人はぜひこちらから

ぜひ!こんな人に読んで欲しい!

① ドラマ好きな人
② 『初恋の悪魔』及び坂元裕二作品が好きな人
③ まゆらー(仮)の人

第8話 振り返り

ターゲット、雪松署長。

 ある晩、鈴之介(すずのすけ:林 遣都)のもとに、(なぎさ:佐久間由衣)から「桐生菜々美(きりゅう ななみ:あかせあかり)に逮捕状が出た」との連絡が入る。

 雪松署長(ゆきまつ:伊藤英明)は、神奈川県警を説得してみることにした。

 森園(もりぞの:安田顕)は、「雪松署長が犯人なのでは?」と疑う。

 なぜなら、5年前・3年前の事件も雪松署長が指揮をとっていて、凶器を容疑者の自宅に最も置きやすいのは雪松署長だからだ。

 「警察官が警察官を疑わなければならない」ということに、鈴之介は複雑な気持ちを抱く・・・。

なゆたポイント!

凶器を容疑者の自宅に置きやすいという時点から、やっぱり雪松署長が怪しいと僕は思った。
あと、森園さんがスライドで事件の説明するシーンで、間違って関係ない自分の写真がフォルダに入っているというアクシデントが起こることに期待してしまっている自分がいた(笑)。
結局無かったけど。

パスワードは「七転び八起き」!

 一方、悠日(はるひ:仲野太賀)のもとに両親が訪ねてきて、兄・朝陽(あさひ:毎熊克哉)のパスワードを教えてくれた。

 パスワードは「7580」・・・そう、「七転び八起き」だ。

 しかし、スマホの中を確認しても雪松署長に繋がるものはなく、通話記録にあった人物を訪ねてみても、生前の朝陽はどうやらいい人だったようで・・・。

 翌朝、森園が鈴之介に「3年前の事件にはリサとは別の容疑者が上がっていた」ということを教える。

 被害者は、タクシーに乗り込もうとしたところを何者かに引きずり下ろされた。

 その人物の左肘には、やけどの痕があり・・・。

 その後、菜々美が殺人容疑で正式に逮捕された。雪松署長は「現場に落ちていたネイルは事件とは関係性がない」と判断したのだった。

なゆたポイント!

悠日くんのお兄ちゃん・朝陽さんのエピソードに、心が温かくなりました・・・。
それにしても、3年前の「やけどの痕」は誰のだろう?

初恋の人

 一方、悠日のもとに、朝陽のスマホの発信履歴に残っていた「みぞれ」という人物から電話がかかってくる。

 悠日は、「みぞれ」こと県警の元刑事・本城(ほんじょう:神尾 佑)と会う。
 (「みぞれ」というは、朝陽がつけたあだ名。)

 本城は、余命わずかな状態だった。

 彼は、死ぬ前にどうしても話しておきたいことがあったのだ。

 あんたのお兄さんは、雪松署長に殺されたんだよ。

 3年前、朝陽は雪松署長からリサ(りさ:満島ひかり)を撃つように命じられた。

 しかし朝陽は、リサが犯人であることに納得がいかず、追跡の際にわざと銃弾を外したのだ。
 (しかし、その銃弾が誤ってリサを助けようとした星砂に当たってしまった。)

 朝陽にとって、雪松署長は「初恋の人」のような存在だった・・・。

 雪松署長は、容疑者を殺して欲しかったのか・・・?
 自分にとっての「初恋の人」のような存在がなぜそんなことを・・・?

 悩みに悩んだ結果、朝陽は本城の静止を振り切って、自分の考えを雪松署長に明かすことにした。

 しかし、その翌日、朝陽は事件現場のホテルから「転落死」してしまったのだった・・・。

 本城はギャンブル三昧で多額の借金を抱えていたため、クビになることを恐れて今まで黙っていた。

 一方、鈴之介と森園は、雪松署長について調べていた。

 5年前・3年前の事件ともに、雪松署長にアリバイがあったことが分かった。

 そして鈴之介は、雪松署長の元へ向かった。

 真相を探るため、わざとお茶をこぼして左の袖をめくらせるが、左肘にやけどの痕は無かった・・・。

 一方、鈴之介宅にいた星砂(せすな:松岡茉優)は、悠日が差し入れをしていたカレーを温めて食べた。

 すると、このカレーを悠日と一緒に食べたことを思い出したのか、星砂は元の人格に戻ったのだ!!

 星砂は、悠日との楽しかった日々を思い出しては・・・。

 星砂は急いで悠日の元へと向かうが、悠日と会った瞬間、また人格が変わってしまった・・・。

 悠日は星砂にこの前のことを謝り、「兄が何をしたのか、僕が責任を持って解明してみせます!」と約束した。

なゆたポイント!

もしかすると、朝陽さんから見た雪松署長こそが、『初恋の悪魔』というタイトルの由来なのか!?
僕はそう思ってしまった。
あと、星砂さんが悠日くんとの日々を思い出した時の松岡茉優さんの演技が素晴らしかった。
差し入れのカレーで元の人格が戻ってから、悠日くんに会った瞬間また変わってしまうまでがもうスゴすぎて・・・。

鈴之介、ついにリサと面会をする・・・。

 ついに鈴之介は、留置場にいるリサと面会を果たす。

 果たしてリサは・・・。

 一方、悠日と琉夏(るか:柄本 佑)は、真相を探るために、ためしに雪松署長を尾行してみるのだった。

 第9話に続く・・・

なゆたポイント!

リサの口から、一体何を話すのだろうか?
そして雪松署長に息子がいたことが分かったけど、もしかして親子ぐるみでの犯行なのでは・・・?
と僕は思った。

なゆた感想 〜謎が深まる最終章!!

 どんどん謎が深まっていく最終章ですね!!

 雪松署長の家族も明らかになったけど、彼は一体何を抱えているのでしょうか?

 また、今回も松岡茉優さんの演技・存在が光っていました!!

 特に人格が変わる瞬間のところは、もうあっぱれです・・・!!

 あと、テーマ曲がパワーアップしましたね!!

 なんと、あのRHYMESTER(ラッパー兼映画評論家の宇多丸さん率いるヒップホップグループ)の皆さんをゲストボーカルに迎え、歌詞が付いたカッコいいスペシャルバージョンになりましたね!!

 「もう最初からこのバージョンにすれば良かったのでは?」と思うぐらいカッコよかったです!!

今後の展開 〜雪松署長は、本当に真犯人なのか?

 次回、第9話です!!

 鈴之介・悠日・星砂・琉夏・森園の5人は、リサを救うべく奮闘するが、慎重な姿勢の鈴之介と、今すぐにでも雪松署長を告発すべきだと主張する森園との間で意見が食い違ってしまい・・・。

 果たして一連の事件は、本当に雪松署長の犯行なのか?

 そして、ついにたどり着く、衝撃の真実とは・・・!?

 波乱の結末へ向かって、運命が5人を翻弄する・・・!!

 残り2話です!!

 後日、第9話についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!

 以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!

 これまでの振り返りをご覧になりたい方は、是非こちらも読んでください!

あ!!あと、次の土曜ドラマは『祈りのカルテ 〜研修医の謎解き診察記録〜』になります!
10月8日スタートです!!
今度はとっても心温まる医療ミステリーなので、良かったら是非こちらもよろしくお願いします♪

『初恋の悪魔』を見逃した人はぜひこちらから

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