こんにちは、「なゆた」です!
TBS系 日曜劇場『VIVANT』、ついに “VIVANT” の謎が明らかになりました・・・!!
そこで今回は、『VIVANT』の第2話の振り返りと今後についての考察をしたいと思います!
(注意:この記事では『VIVANT』の全ての謎が明らかになっております。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)
第2話 振り返り
共同戦線 〜日本に帰ろう!
バルカ共和国にある日本大使館に突然アポなしでやってきたのは、ワニズ外務大臣(河内大和)だ。
さらに、チンギス(Barslkhagva Batbold)までも・・・。
乃木(のぎ:堺 雅人)・野崎(のざき:阿部 寛)・薫(かおる:二階堂ふみ)の3人は、またもや絶体絶命の危機に・・・。
最後の砦は、日本大使の西岡英子(にしおか ひでこ:檀 れい)しかいない。
外務大臣は「乃木さんたちを一旦こちらに預けてほしい」と要求するが、大使は断固拒否。
外には警備がどんどん増えていて、ヘタすれば半年は出れない・・・。
しかし、140億円回収のタイムリミットは1ヶ月・・・。
野崎は丸菱の誤送金トラブルについて、わざとトラブルを起こして乃木をハメようとしている “モニター(またの名をスリーパー)” と呼ばれる人物がいることを察する。
「乃木憂助、俺と共同戦線を張れ。日本に帰るぞ。」
野崎が追っていたのは、ザイール(Erkhembayar Ganbold)と関係している “テント” と呼ばれる謎の組織だった。
さらにテントは、日本とも関係しているらしく・・・。
この得体の知れない組織・テントこそが、世界中を巻き込む大きな渦なのだ。
VIVANTの謎
そんな中、野崎は大使館の職員・ナジュム(Bruce Taylor)が
警備体制の指示中に言った「ヴィカァン」という言葉にピンと来た。
「ヴィカァン」とは、現地語で「別館」という意味だ。
もしかしたら「VIVANT」は、日本語のローマ字を現地語で言っていたのかもしれない・・・。
BEKKAN(ヴィカァン)= ベッカン(別館)
BEBBAN(ヴィバァン)= ベッバン
そして、BEBBANの中の「BB」という文字の一部を消すと・・・。
BEPPAN(ヴィパァン) = ベッパン(別班)
「お前が別班?まさかな。」
裏切り者は誰だ!?
翌日。大使からの提案で、3人は地下トンネルを使って脱出することにする。
しかし、出口の近くまで来たところで、野崎は何か “異変” を察する。
外をのぞいてみると、なんとチンギスたちがいた・・・!!
「情報が漏れたってことですか・・・!?」
裏切ったのはおそらく、大使かナジュムのどちらかだろう。
野崎は、ナジュムを地下トンネルに引きずり下ろした。
「何するんだよ!」
「お前、なぜここにいる?」
「大使から連絡来てないの?」
「そんなもん来てねぇぞ、どういうことだ!」
「大使館の前から警察動いたよ!だから “みんなに知らせたほうがいい” って大使にメールしたのよ!それで戻って来たんじゃないの!?」
調べてみると、ちゃんとメールは来ていた・・・。
「悪かった。」「仕方ないね。」
つまり、真の裏切り者は・・・大使だった・・・。
「俺は1年間大使を見てきた。アイツのことはよ〜く分かってる。強気な女だが、なぜかバルカ政府には弱腰なんだ。」
「じゃあ、あの外務大臣との言い合いも芝居だったってことですか?」
「そういうことだな。日本への体裁が悪くなるからな。」
「でも、同じ日本人なのに、それを裏切るなんて・・・。」
「俺も今度ばかりは協力してくれると思ったんだが、当てが外れた・・・。」
「あんな地位の人が・・・信じられない・・・。」
命の恩人
大急ぎで裏口の駐車場前に出ると、ドラム(富栄ドラム)が迎えに来てくれた。
ナジュムの助けもあって、4人は無事大使館を抜け出すことができた。
4人の逃亡先は、バルカの隣・モンゴルだ。
そんな中、モンゴルへと向かう途中、世界医療機構から電話がかかってきた。
ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)が、父・アディエル(Tsaschikher Khatanzorig)を爆破事故で失ったショックで病院を抜け出してしまったのだ。
おそらく故郷の村に帰ったのだと察した薫は、往復10分の村に行ってジャミーンに会いに行こうとする。
しかし野崎は「仮にいたとしても、足手まといになるだけだ。」と反対する。
それでも薫は「せめて一瞬でもいいから “大丈夫だよ” って抱きしめたいんです!」と熱心に訴える。
野崎は、5分の猶予を与えた。
4人が村へ向かうと、ジャミーンは倒れていた・・・。
一方、4人が逃げたことを知ったチンギスは、全国境に緊急配備することを命じた。
ジャミーンは重度の脱水症状を起こしていた。
今のうちに処置しないと、彼女は助からない・・・。
「お前、なんでその子にこだわるの?」
「この子の父親に言われたの。”娘を頼む” って・・・。」
乃木も「僕もここに残ります!この子は僕の命の恩人でもあるんです!こんなに苦しんでるのに放っておけません・・・!」と残ることを決意する。
らちが明かなくなった野崎は、ドラムに近くの隠れ家を探し、病院へ薬も取って来るよう頼むのだった。
“別班” って・・・?
数日後。ジャミーンがついに目を覚ました。
「もう大丈夫です!峠は越しました!」
だが、安心するのはまだ早い。
早く日本に連れて帰らないと、ジャミーンの命が危ないのだ・・・。
「勝負は、ここからだ。」
地図を見ると、4人が行くつもりだったモンゴルを含む全国境が厳戒態勢になっていた。
残された道は、「アド砂漠」しかない・・・。
しかしドラムは、ひどく嫌がってしまう。
「あいつの気持ちはよく分かる・・・。」
なんせアド砂漠は、バルカ国民も絶対に行きたくないほどの「死の砂漠」と呼ばれているのだから・・・。
日中は熱く、夜は寒く、渡り切る確率は30%。
でもGPS、ソーラー充電器、衛星電話があれば50%なのだ。
“いちかばちか” だ。
夜になり、薫は野崎に「別班って、いったい何なんですか?」と聞く。
野崎は、別班とは何なのかを乃木と薫に教える。
別班というのは、自衛隊の闇のスパイ組織だ。
民間人に紛れて、秘密裏に諜報活動を行っている。
その組織は、公には明かされていない・・・。
その別班が、テロを未然に防いでいるのだ。
日本で国際テロが起きないのは、そのためなのだ。
「日本政府の上に立つ人間は、バカなフリをして、意外としっかりやってたりするもんだ。」
野崎は、日本にいる仲間に乃木のことも調べさせたが、怪しい経歴は一つもなかったという・・・。
死の砂漠 〜出発の日。
翌日。4人はアド砂漠を渡ることにする。
目を覚ましたジャミーンは、「パパが・・・パパが・・・」と涙を流す。
薫は「あなたを日本で待ってるから。大丈夫、私を信じて。必ずまた会える」と彼女を励ます。
そして4人は、ジャミーンと別れ、出発した。
4人がアド砂漠を渡ろうとすると、バルカ人の男が「どこ行くんだ。その先は死神しかいないぞ。今すぐ引き返せ。」と忠告する。
野崎は「忠告ありがとう。俺たちは、その死神に会いに行くんだ!」と先へ進む。
4人は、広くて長い死の砂漠を渡り続けた。
しかしある日、薫の姿が突然消えていた・・・。
第3話につづく・・・
なゆた考察
“モニター” は誰だ!?
1億ドル誤送金トラブルについて、野崎さんは、丸菱の社員たちである長野専務・水上さん・宇佐美部長・原経理部長・太田さんの5人の中に “モニター” がいると言っていました。
長野専務がミスリードだったとすると、“モニター” は太田さんだと思います。
財務部の太田さんは直接お金を振り込んでいたので、
テロ組織とつながりがあるのでは?と、感じています。
この地球上に、VIVANTは潜んでいる・・・?
早くも “VIVANT” の謎が明らかになり、“別班” であることが分かりました。
放送前のコメントで福澤監督が「たまたまラジオで聞いた話からこの物語が浮かんだ」と言っていましたが、それは “別班” の話題だったのではないか?
1話での怪しい行動、謎の二重人格から、乃木くんは明らかに “別班” だと思います。
あのときザイールは「お前、さては “別班” だな?」と言っていたことになります。
しかし、“別班” は絶対に乃木くんだけではありません。
”別班” の仕事は、家族・友人を含むどんな相手にも内緒なのです。
このことから、乃木くんや薫さんを含むほとんどの登場人物の中に、”VIVANT=別班” は確実に潜んでいると思います。
ドラマのキャッチコピーである「敵か味方か、味方か敵か。」とはこういうことなのでは?と感じました。
誰も、何も信じてはいけません。
謎の親子の正体は?
乃木くんの過去について考察。
乃木くんは幼い頃、武装集団に連れ去られ、両親は殺されてしまいました。
その後、乃木くんは他の子供たちと共に武装集団によって監禁され、ひどい拷問を受けていました。
謎の親子は、武装集団から子供たちを全員救い、親代わりに育てていたのかもしれません。
父を失ってしまったジャミーンも、病気が治り次第、その親子に育てられる可能性があります。
他にも言いたいことはたくさんありますが、今回はこの辺で。
今後の展開
物語は、日本へ。
ついに、“モニター”の正体が明らかになる・・・!!
本当の冒険物語は、ここからはじまる。
後日、第3話についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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