《生徒たちの逆襲?殺害予告の犯人は誰だ!?》土曜ドラマ『最高の教師』第3話 振り返り&考察!!

ドラマ振り返り・考察

 こんにちは、「なゆた」です!
 日テレ系 土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された
 声を上げることの大切さを描いた最高の回でしたね!

 そこで今回は、『最高の教師』第3話の振り返りと今後についての考察をしたいと思います!
 (注意:この記事では第3話のネタバレを含みます。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)

ぜひ!こんな人に読んで欲しい!

① ドラマ好きな人
② 『最高の教師』が好きな人
③ まゆらー(仮)の人

第3話「拝啓、心優しき貴方へ」振り返り

「九条里奈を殺害する」

 ある朝。星崎 透(ほしざき とおる:奥平大兼)が教室に入ると、生徒たちがざわめいていた。黒板には「九条里奈を殺害する」と書かれていた・・・。

 「ヤバ・・・」

 九条(くじょう:松岡茉優)が職員室で教師たちに謝罪する姿を見た鵜久森(うぐもり:芦田愛菜)は、「なんでつらい目に遭った人がみんなの前で謝らなくちゃいけないのか」とつくづく思うのだった。

 昼休み。鵜久森は自分のイラストで作った弁当袋を九条にプレゼントした。
 鵜久森の趣味はイラストを描くことだった。
 その弁当袋は、友達の分もいっぱい作っていた。

 一方、教室では・・・相楽(さがら:加藤清史郎)は、瓜生(うりゅう:山時聡真)と向坂(こうさか:浅野竣哉)に対して、「お前ら消えろ」と問題児集団からの “クビ” を命じる。(詳しくは第2話の記事へ)
 そして殺害予告に関して、相楽たち問題児集団は「やってない」と主張する。

 生徒たちもきっと、この “異常な毎日” に腹が立ってるだろうと察した相楽は、
 阿久津由利(あくつ ゆり:藤﨑ゆみあ)と東風谷(こちや:當真あみ)に頼みごとをするのだった・・・。

 九条は、工学研究会の眉村紘一(まゆむら こういち:福崎那由他)と日暮有河(ひぐらし あるが:萩原 護)のもとへ向かいこう問う。「そんなに私を殺したいですか?」と。

 なんと黒板に殺害予告を書いたのは、眉村日暮だったのだ。

 九条が仕掛けていた防犯カメラには、動体検知が作動していたのだ。
 カメラを止められる知識があるのは、工学研究会に所属している生徒しかいないと分かったのだ。

 「僕たち、退学ですか?」

 「いえ、あなた方は退学でも停学でもありません。なぜなら、あなた方には現状、本当の殺意はないからです。本当の殺意とは、予告なく訪れるものと知っていますから。私が知りたいのは、殺害予告をした理由です。」

 眉村は、殺害予告を書いたその理由を明かした。

 「腹が立ったからです・・・先生のメチャクチャさに・・・」

 第1話で九条が起こした行動により、
 今度は問題児集団によって工学研究会の部室を奪われてしまったのだ。

 「なぜそれを直接言わないのですか?あの黒板を見た誰かが動いてくれて、その誰かの責任で何かが変わることを待とうとしたんですよね?なぜ自分自身で、顔と声を出して意見をしないんですか?

 「僕らなんかが声を上げても、結局攻撃されるからです・・・。」

 「 “なんか” とは、どういうことでしょうか?」

 1周目の人生では、12月11日に2人が作った作品が準優勝に輝く。
 しかし、4日後の15日にその作品が何者かによって破壊されてしまうのだ。
 その後、心配した顧問が話を聞いても、2人は「仕方がない」と言うだけだったのだ。

 九条は、”何か” を諦めていた2人に問いかける。「お2人は、一体何に諦めているんですか? “僕らなんか” と自分を下に感じるその順番は、一体どこに存在するのでしょうか?」と。

九条、担任はく奪!?

 翌日。九条のもとに、あるものが届く。
 担任変更の嘆願書だ。
 提案者には、阿久津東風谷の名前が・・・。

 そう。相楽は、九条を追い出すために2人を使ったのだ。
 九条は学校から、自宅待機を言い渡される。

 相楽の作戦は、成功した。
 阿久津と東風谷は、複雑な表情を浮かべる・・・。

 「みんな、これで終わりじゃないぞ。きっちり追い出すまで、全員逃げるなよ。」

 心配した鵜久森は、教室を抜け出した。

 眉村は「もう監視されないし、そろそろ部室を返してほしい」と要求するが、相楽は断固拒否する。
 さらに相楽は次またウザい発言したら、次のターゲットはお前だ。と言い放つのだった・・・。

声を上げるということ

 鵜久森は、九条のもとへ向かった。

 「先生、担任やめちゃうんですか・・・?」

 「いえ、やめません。言いましたよね? “いっしょに戦う” と。」

 そして九条は、鵜久森に “ある頼みごと” をする・・・。

 帰り道。眉村は日暮に自分の心境を打ち明ける。

 「いつからなんだろうね・・・僕たち、いつの間にか空気を読む側になってて・・・。アイツら、邪魔なんてしないんだから勝手に楽しくしてればいいのに・・・。」

 「それは、学校だからだよ・・・。」

 するとそこに、九条がやってきた。

 「なんで、こんなところに・・・?」

 「お2人に、お話ししたいことがあります。」

 一方、鵜久森のほうも、阿久津東風谷に話しかける。

 「ちょっと、2人と話したいことがあるんだけど・・・」

 九条は改めて「誰かの責任で、何かは変わり始めたでしょうか?」と問うが、日暮は「そもそも先生のせいでこうなったんですよ」と反論する。

 九条は、自分で責任を取るために「共犯」になりに来たことを明かす・・・。

 「勝手なこと言わないでください!僕たちはただ、何事もなく学校生活を送れればそれで満足なんですから!」

 「それは、あなた方の本当の声なんでしょうか?本当は思っていませんか? “なんであんな理解のできない人間たちの自由を尊重しなければいけないのか” と。」

 鵜久森は、阿久津と東風谷が遅くまで学校に残っているのは、今朝のことに “後ろめたさ” があるからなのではないか?と察する。

 “明日が怖い・・・” きっと心の中ではそう思っているはずだ。

 「もうそういう風に想像するのを、一緒にやめないかっていう相談をしに来たの。」

 心優しい人間が苦しくなる原因の大半は、“想像” だ。
 優しいから、相手の気持ちも想像する。自分の立場を考え、嫌なことも我慢してしまう。

 「なぜそんな優しい人ばかりが損をかぶる世界で、日々を過ごさなければならないんでしょうか?優しい人こそ、もっとこの世界を容易く考えるべきです。

 そして翌日。眉村と日暮は、相楽に対して深く頭を下げた。

 どうかお願いします!僕たちのこと、ちゃんとハブってください!!全く相手も会話もせずに、関わらないでください!!

 あの時、九条が教えてくれたこと。それは、“ただ単純に心のままを伝えればいい” ということだった。

 一方。阿久津と東風谷のほうも、職員室に行って嘆願書を撤回してきた。

 阿久津は、相楽の命令で自分に “もう一押し” させようとした問題児集団の金澤優芽(かなざわ ゆめ:田鍋梨々花)と江波美里(えなみ みさと:本田仁美)に対し、自分の本心をぶつけてゆく。

 「なんで友達でもない人のお願いを、そんな聞かなくちゃいけないの?後ろめたい気持ちを持ってまで、合わせる必要なんてないって言われたんだ。私の友達に。」

 眉村と日暮、阿久津と東風谷の勇気ある行動によって、九条は無事教室に戻ることができた。

九条の告白

 その後、鵜久森と阿久津・東風谷は仲良くなった
 2人は九条から弁当袋をもらっていて、鵜久森の趣味を「かっこいい」と褒めてくれた。
 すると九条・鵜久森・阿久津・東風谷のもとに、星崎もやって来て・・・

 「俺、ずっと学校生活が退屈だったんですよ。でも最近、全然そんなことないんですよ。先生がヤバいからです。なので俺、先生の映画を撮らせてください!

 帰宅後。九条は夫の(れん:松下洸平)から久しぶりに「2人で飲まない?」と誘われる。

 お互い仕事で責任が増えていってしまったため、蓮はリビングのドアを開けることすら怖くなってしまったのだ。蓮が仕事で忙しくなると、九条は余計な話はしないようにしていた。蓮は、それも九条の気づかいだと知ってはいたけど、彼女のこころを勝手に読んでプレッシャーになると感じてしまい、それが怖くなったのだ。これが、蓮が離婚を切り出そうとした理由だったのだ。

 親友の夏穂(かほ:サーヤ)は、九条が学校で大変なことがあったことを知っていた。
 蓮は「俺なんかで聞けることがあったら伝えてくれ」と九条に言ったことを伝えると、
 夏穂から「 “俺なんか” っていう自分を卑下した言い方で逃げ道残してるようなヤツに、何を相談できるんだ!」とひどく叱られてしまったのだとか。それで蓮はハッとした。

 「 “俺なんか” とか “俺でよければ” なんてことはもう絶対に言わない。ビビって想像して逃げるのはもうやめる。俺が里奈のつらいこと全部聞くから言ってほしい。ってか言え。だって俺は、里奈が好きで結婚した夫だから。だから離婚の相談も、里奈がよければ無かったことにしてほしい。」

 「分かった。ありがとう。」

 「これからは何でも聞くから。」

 すると九条は、蓮にこう明かすのだった。

 「私ね・・・今、2周目の人生なんだ。」

 第4話につづく・・・

なゆた考察

“意外な言葉” って、まさか・・・

 ついに自分が2周目の人生だと打ち明けた九条先生でしたが、
 夫の蓮からは “意外な言葉”が飛び出てくるのでした。

 この “意外な言葉” 、蓮くんは「実は、俺もそうなんだ。」と返すのではないかと思います。
 つまり、夫婦そろってタイムリープしたのではないでしょうか?

江波さんの幼馴染はベルムズのメンバーである説

 次回の中心人物は、問題児集団の一人である江波さんです。

 江波さんは、“浜岡修吾” という名の幼馴染がいました。

 しかし1周目の人生では、
 8月末に、江波さんがその男性をカッターナイフで刺してしまうのです・・・。

 僕が思うに、“浜岡修吾” という男性は、『3年A組』『ニッポンノワール』にも登場した半グレ集団・ベルムズのメンバーにして、3代目リーダーだと思います。

 江波さんはその幼馴染の本性を知ってしまい、ショックのあまりカッターナイフで刺してしまったのでしょう・・・。

 第4話で、このドラマが前2作と世界線が繋がっている可能性が高くなり、
 “ツバキマサタカ” さんの正体が分かるかも!?

 星崎くんに関しては、味方か分からないし、何を考えているのか僕でも全く読み取れないので、申し訳ないですが割愛しておきます・・・(笑)。

今後の展開

 「私ね・・・今、2周目の人生なんだ。」
 ついに自分が2周目の人生だということを打ち明けた九条。
 しかし夫の蓮からは、“意外な言葉” が返ってきた・・・。

 そんな中、問題児集団の一人・江波は幼馴染の “浜岡修吾” から想いを告げられ、
 その返答に迷っていたところを九条に呼び出される。

 九条は、江波に「その幼馴染と縁を切ってほしい」とお願いする。
 なぜなら、1周目の8月31日に、彼女がその男を刺してしまうからだ・・・。

 一体、江波に何が起きたのか・・・!?

 後日、第4話についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!

 以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!

『最高の教師』を見逃した人はぜひこちらから

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