こんにちは、「なゆた」です!
日テレ系 土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』、
早くも衝撃の急展開です・・・!!
そこで今回は、『最高の教師』の第2話の振り返りと今後についての考察をしたいと思います!
(注意:この記事では第2話のネタバレを含みます。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)
① ドラマ好きな人
② 『最高の教師』が好きな人
③ まゆらー(仮)の人
第2話「拝啓、人を信じぬ貴方へ」振り返り
普通の光景
九条(くじょう:松岡茉優)は1度目の人生で、夫の蓮(れん:松下洸平)から離婚を切り出されていた。あの時は、理由も何も分からぬままだった。
でも、前回と同じ轍は踏みたくない・・・。でも、次はどうすればよいのか・・・?
そう悩んでいると、突然目出し帽をかぶった2人の男たちにカバンを奪われそうになる!
男たちは、いじめの証拠を奪おうとしていた。
「あなたたち、うちの生徒ですか?残念ながら、休日にPCは持ち歩いておりません。それに、あのデータをPCだけに保存してると思いますか?」
男たちはあきらめて去っていった。
九条は、目出し帽の男たちの正体が、「直接人に危害を加えることに抵抗のない人物」として、問題児集団の瓜生(うりゅう:山時聡真)と向坂俊二(こうさか しゅんじ:浅野竣哉)であると確信する。
翌朝。九条は鵜久森(うぐもり:芦田愛菜)から「先生のおかげで家を出れたので、ありがとうございますって伝えたくて・・・」と改めて感謝の言葉を述べられる。
そして鵜久森が教室に入ると、クラスの大きな “異変” を感じた。
それは、問題児集団も含む生徒たちが鵜久森に対して「おはよう」と笑顔で言ってくれる、
一見 “普通” の光景だった・・・。
鵜久森はその光景を見て、なぜか “怖さ” を感じてしまう。
一方、問題児集団は「九条里奈対策委員会」を立ち上げ、鵜久森を除く29人をグループLINEに招待した。相楽(さがら:加藤清史郎)は、証拠のカバンを奪えなかった瓜生と向坂をたしなめるのだった。
帰宅後、九条は「私やっぱ分かんないの。蓮が何でこんな選択をしたのか。どっかで聞いたことあるような理由ばっか言われても納得できなくて。本当の理由は何・・・?」と聞くと、蓮は「ずっとこの日々が続くのか怖くなったのかもしれない・・・。」と言うのだった。
なぜ瓜生はバイト三昧なのか?
バイト三昧の瓜生は、居酒屋「べすとほっぷ」の店長・早乙女智美(さおとめ ともみ:森田望智)に雇われる。
「俺も誘ってもらって助かりましたよ、時給も良いし。」
「私のことは本当のお姉ちゃんだと思って、何でも聞いてね。」
「ありがとうございます!」
では、瓜生はなぜこんなにもバイト三昧なのか。
実は瓜生がバイト三昧なのは、母親の梓(あずさ:中島亜梨沙)のせいなのだ。
梓は、瓜生が稼いだバイト代を、瓜生のためでも、弟たちのためでもなく、自分のためだけに使っていたのだ。
翌朝。鵜久森は、瓜生の “ある行動” が気になっていた。
それはかつての鵜久森と同じ行動で、自分が泣いていたことが皆にバレていないか顔を確かめているのだ。
九条は、家庭訪問と称して瓜生の自宅に “潜入” した。
するとそこには、梓の高級化粧品や服が大量に置いてあった・・・。
九条はさっそく、瓜生のもとに向かった。
「私は、あの話は嘘ではないと思っています。今日、家庭訪問に行ってきました。そこで気になったことがあって・・・」
瓜生は「別に俺は家族のためにこうやってバイト三昧してること、イヤと思ってやってねーから。」と言い放つが、九条は「そのお金、本当に家族のために使われていますか?」と問う。
「2023年7月18日。あなたの転校のお別れ会が開かれる日です。もしそれを避け、他の生徒とともに卒業したいと願うなら、私が何でもします。もし瓜生くんが苦しんでいるのなら、我慢なんてせずに、正直に言い放っていいんです。」
「うるせぇ!そんな理屈じゃねーんだよ!家族のことが、そんな理屈で片付くなら苦労しねーんだよ!ふざけんなよ!かわいそうなんて思ってんじゃねーよ、クソが!!」
瓜生は九条にそう言い放ち、足早にその場を去っていった。
最後の機会
「べすとほっぷ」にて。
瓜生は、偶然再会した智美に「俺のバイト代、いくらまでなら前借りできますか?」と聞く。
数日後・・・
「母ちゃん、ちょっと大事な話があるんだけど・・・」
瓜生は、前借りしたバイト代を梓に渡した。
「これ、あのヤベェ人たちに渡して、今年一年追い出さないように言ってくんないかな?」
すると梓は、瓜生を抱きしめた。
「ありがとう!本当にありがとう!ちょうど買わなきゃいけないのもあって。」
梓は、またいつものように自分のものを買おうとする。
瓜生は「じゃあ返してくれよ・・・!!」と止めようとするが、梓は「父さん出てって、それでもあんたたち食わせてきたの誰?学校行かせて、携帯も遊び道具も買ってやったの誰?とにかく、このお金の使い方は、母さんに任せなさい。」と言い放つ。
その時、家のチャイムが鳴った。
「瓜生陽介くんの担任の九条と申します。」
すべてを聞いていた九条が駆けつけた。
「瓜生くん、大丈夫ですか?言いたいことは、きちんと言えましたか?大人はちゃんと、あなたの期待に応えてくれましたか?」
「これから言うことは、私個人の想像です。お母さま、瓜生くんがなぜあなたに我慢していると思いますか?それは、恐れているからです。“自分がただ、母親にとってお金を稼いでくる存在だと思われているんじゃないか?” と。瓜生くん、子供の先輩として言わせてください。確かに親の教えは大切です。でも、物心ついてから私の人生に強い影響を与えたのは友達です。なので、友達の意見も聞いてみてください。」
そこで九条が連れてきたのは、向坂だった。
「日雇い分を使っていただいて構いませんので、陽介と一緒に卒業させてください。お願いします。」
九条は、瓜生の家に行く前に、向坂の家を訪ねたのだ。
九条は向坂に、瓜生がのちに転校することを伝えていた。
「いいじゃねーかよ、”かわいそう” と思われたって。10年後にスゲーやつになって、俺のことかわいそうなやつだって色つけて札束で顔をはたけばいいじゃねーかよ!」
向坂は、九条からこう教わっていた。
「幼いころから、お金は大切だと何度も教わってきました。でもお金ごときで一番大切なものを失う必要はないと私は思います。なぜなら、お金の価値観など時が経って大人になれば簡単に変わるからです。だから今お伝えします。周りの助力でどうにかできる金額ならば、もっと素直に助けを求めてよいのだと。」
その言葉を聞いた向坂は、「そう言える大人になればいいんだ」と思った。
「お前いつも言ってたろ? “いい大学行って、いい会社はいって、お前らのこと見下してやるんだ” って。俺思うよ。お前なら絶対それかなえるんだろうって。だから、いま恩を売らせてくれよ。お母さん、お願いします。一緒に卒業させてください。」
梓は「わかった。ちゃんと一年学校通って、卒業してきなさい。」と受け入れた。
「よかったな、陽介!」
九条は、改めて瓜生に問う。「これが最後の機会かもしれませんよ。言いたいことは、全部きちんと言えましたか?」と。
瓜生は、自分の心に溜まっていた思いを梓にぶつける。
「なんでだよ・・・なんで母ちゃんが許す側なんだよ?親父と離婚するときだってそう。なんで俺たちは大人が決めたことに “はいそうですか “って従わなきゃいけねーんだよ?許すわけねーだろ、あんたのしたこと全部を!返してくれよ、俺の一番大切なもんを・・・。俺が一番許せなかったのはな、あんたがその金を知らねえ男に使ってるってことだよ!なんで俺の家族じゃなくて、知らねえ男に使うための金を俺が稼がなきゃいけねーんだよ!!母ちゃん、教えてくれよ。俺は一体、あんたの何なんだ・・・?」
何も知らなかった梓は「ごめん、母さんが悪かった。私はあんたを大事な息子だと思って・・・」と謝るが、瓜生はそんな母に対してこう言い放った。
「許さねぇ・・・俺はあんたを絶対に許さねぇ!!適当な言葉かけてきてんじゃねーよ!!許せるわけねーだろ!!テメェが頭下げるんなら、俺たちに本当に “すまない” って思うなら、そんな言葉で終わらせようとしてんじゃねーよ!!一生かけて覆してみろよ!!許させてみろよ!!」
「九条里奈を殺害する」
その後、近くの公園で・・・。
瓜生は「ありがとう。先生のおかげで、言いたいこと言えたよ。」と九条に感謝する。
九条は「いりません。そんな一時の感傷に浸るお礼など、いらないと言いました。そんなことより、あなた方にはやるべきことがあるはずです。」と返すのだった。
翌日。瓜生と向坂は、鵜久森のもとに向かい、深く頭を下げた。
「悪かった!お前にしたこと、許してもらえるなんて思ってないけど、本当に申し訳ない・・・。」
2人は「これからバイト先に顔出しに行こうと思ってるんだけど、一緒に行く?」と鵜久森を誘うと、彼女は「駅まででよければ」と笑顔で返した。
瓜生と向坂が「べすとほっぷ」に行くと、なぜかそこには九条と夏穂(かほ:サーヤ)がいた。
「べすとほっぷ」は、九条と夏穂の行きつけのお店だった。
店長の智美は、なんと九条・夏穂と同級生だったのだ。
さらに・・・智美が瓜生を雇ったのは、九条からお願いされたからだったのだ。
瓜生と同じ経験をしていた智美だからこその協力だった。
つまり、一連の行動は3人の親友同士が起こしたファインプレーだったのだ!
「すげー!あの人、本当に何でもするんだ!」
帰宅後。九条は夫の蓮に、自分の正直な思いを明かす。
「一つだけ子供みたいなこと言ってもいいですか?わたし、離婚したくない。本当は嫌だ。蓮は、この日々がずっと続くのが怖くなったって言ってたけど・・・私、思うの。この日々が次の瞬間にも消えてしまうことがあるんだなって。だから、この日々を守りたいって思ったの。」
「初めて聞いた気がする、里奈のそういう言葉。」
こうして、クラスにも、夫婦生活にも、希望の光が見えそうになった。
しかし・・・ある日それは、突然起きた。
それは、前の人生にはなかったことだ。
D組の教室の黒板に、こう書かれていたのだ。
「九条里奈を殺害する」と。
第3話につづく・・・
なゆた考察
殺害予告をしたのは誰だ!?
突然起きた、九条先生への殺害予告。
でも相楽くんは、自分ではないと言っていました。
だとすれば、鵜久森さん・相楽くん・瓜生くん・向坂くん以外の26人の生徒の誰かが犯人なのでしょう。
僕は西野さん・星崎くんのどちらかだと思っています。
問題児集団のサブリーダー的な存在である西野さんに関しては、「これ以上あのクソ担任に揚げ足とられて、マウントを取られるのだけは我慢できないからね。」と言っていたので、マウントを取られないようにするための最終手段として起こしたのだろうと思います。
実際には殺さず、九条先生をわざとそれで脅して追い出そうとしているのでは?
星崎くんに関しては、「何を考えているのかを解釈できない」と紹介されているので、そのキャラ設定は「九条先生を追い詰めるためなら手段は選ばない」という意味にもなるはず。今回の殺害予告も、その一環なのではないでしょうか。
謎の脚本家はスペシャルユニットである説
このドラマの脚本を書いている “ツバキマサタカ” さんという謎の人物。
僕の新たな予想だと、 “ツバキマサタカ” さんというのは
『3年A組』『ニッポンノワール』の武藤将吾さんと福井雄太プロデューサーによる
スペシャルユニットだと思います。
福井Pは学生時代に自ら脚本を書いたことがあるらしいので、
2人で物語を考えたのではないかと思います。
今後の展開
九条に殺害予告!?
しかし、問題児集団のリーダー・相楽はそれを否定しており、
生徒たちも誰が書いたのかは知らぬまま・・・。
そんな中、九条は、殺害予告を書いた犯人だと推測した “ある生徒” のもとへ向かう。
果たして、犯人は誰なのか・・・!?
後日、第3話についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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