《急展開!!衝撃発言の真意とは・・・?》土曜ドラマ『最高の教師』第8話 振り返り&考察!!

ドラマ振り返り・考察

 こんにちは、「なゆた」です!
 日テレ系 土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された
 今までの中で一番感動した回でしたね・・・。

 そこで今回は、『最高の教師』第8話の振り返りと今後についての考察をしたいと思います!
 (注意:この記事では第8話のネタバレを含みます。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)

ぜひ!こんな人に読んで欲しい!

① ドラマ好きな人
② 『最高の教師』が好きな人
③ まゆらー(仮)の人

第8話「『本当』を曝け出さぬ貴方へ」振り返り

相楽、衝撃発言!?

 九条(くじょう:松岡茉優)は、再び鵜久森(うぐもり:芦田愛菜)の母・美雪(みゆき:吉田 羊)のもとを訪れた。
 美雪は、あまりにも突然の出来事だったため、ずっと娘の写真を飾っていなかったのだ。美雪は、ずっと一人で考えていた。しかし、何を考えればいいのかも分からなくなっていた・・・。そんな中、九条たちの思いを受けて、彼女はこう決意する。自分もこの出来事ともっと “向き合う” べきだと・・・。
 美雪は毎朝同じ写真を見ると、その表情ばかり頭に浮かんでしまうのだった。そこで、鵜久森のいろんな表情を思い浮かべられるようにするため、自らの意志で写真を飾らないようにしたのだ。

 美雪が知りたいのは、鵜久森をこの出来事に追い込んだ “何か” ではない。彼女がなぜあの吹き抜け廊下に行き、何をしようとしたのか・・・ただそれだけなのだ。

 一方。相楽(さがら:加藤清史郎)と迫田竜輝(さこた りゅうき:橘 優輝)が教室に入ると、クラスで話し合いが行われていた。

 「何おそろいで睨んでんの?」

 「浜岡さんと仲いいの?」

 その頃、九条は星崎(ほしざき:奥平大兼)に呼ばれ、事件当日の決定的瞬間を見る。
 この瞬間に驚いた星崎は、昨夜さっそくこの映像を東風谷(こちや:當真あみ)に見せると、そこから色々話が広がっていってしまったのだ。
 それを知った九条は、D組の教室に向かった。

 「浜岡ね。仲良しだよ、そいつ。」

 相楽は、浜岡(はまおか:青木 柚)と繋がっていることを認めた。

 「相楽くん、浜岡さんとはどんな関係があるの?鵜久森さんがこんなことになったのは、あなたのせいなの・・・?」

 すると相楽は、衝撃の一言を口にする・・・!!

 「ああ。アイツは、俺のせいで死んだ。」

 神楽 誠(かぐら まこと:丈太郎)は、この一言について “ある疑問” を感じた。
 もしも相楽のせいだったとして、ずっと笑っているのなんて、そんなの人間じゃない・・・と。

 相楽は「人間じゃねーかもしんねーじゃん。ここにいる教師だって前言ったろ? “もはや人間じゃない” って。」と吐き捨て、出て行こうとする。

 「ちょっと待って。さっきの言葉の意味を説明してよ!」

 そう問い詰める東風谷に対し、相楽は意味深な表情を浮かべながらこう言った。

 「説明できねぇ。」

 九条は「相楽くんはあの出来事を、直接自分が起こしたとは言っていません。憶測でさまざまなことを決定するのはやめましょう。」と生徒たちを落ち着かせた。

 迫田は、相楽のあとをついていった。

 「いいのか?何かドツボにハマってるんだろ?」

 「クッソだり〜・・・てか、マジで俺がやってるかもしれないんだぞ?」

 「金持ちのボンボンのガキが1人でそんなことできるかよ。」

 「んだと?どういうことだよ、説明しろよ。」

 するとそこに、九条が現れた。

 「なんでテメェがいんだよ。」

 「私も本日はお休みを頂くことにしました。何でも聞きます。相楽くんが何か追い詰められているのだとすれば・・・」

 「失せろ」と言う相楽に対し、九条は「あなたは今、説明できない “何か” が心の中を漂っているのでは・・・?鵜久森さんが変えていったこと、あなたが一番心に刻んでいるのではないですか?」と察する。

 「黙れ!!」と拒み、何か苦しみを抱えているような表情を浮かべる相楽に対し、九条は私はいつでも、話を聞く準備はできています。と約束するのだった。

 一方。江波(えなみ:本田仁美)の携帯に、浜岡から電話がかかってきた。

 「あの日、なんでいたの?相楽くんと、どんな関係なの?」

 「相楽?アイツは・・・俺の仲良しのお得意さまだよ。」

 迫田は「なんでアイツがやってないと思うんだ?もしアイツがあの事件をやったヤツだと思ってるなら、あんな言葉は出ない・・・」と聞くと、九条は「何か勘違いをしていませんか?私は警察ではありません。ですから、犯人探しをしてはいません。私は担任教師です。生徒が悩むなら、それに寄り添う努力をすると決めました。その結果がどうであろうと・・・私が許せないのは “人” ではなく、”犯された罪” です。と答えた。

 迫田は相楽の様子について、「アイツが最近、異常に笑ってるんだ。ヤベェことしてる時も確かにアイツは笑う。でも今のアイツの笑い方は、ブッ壊れそうな自分を防ぐ時の笑いだ。だから、アイツは今、何かでブッ壊れそうになってるんだと思う・・・。」と話した。そして迫田は、九条に「アイツを救ってやってくんないか・・・?」と頼み込むのだった。

“本当” を隠して生きていた男

 その夜。九条は相楽のもとを訪ねた。

 「で、何?イカれた教師がお悩み相談に来てくれたの?」

 九条は、迫田からの「アイツを救ってやってくんないか・・・?」という頼みを断ったことを伝える。どんな理由や過去があったにせよ、あれだけ周りの人を傷つけた人間に、その過ちを覆す方法などないからだ。迫田からの話によれば・・・

 相楽の母は突然の事故で亡くなっていたのだ。迫田が相楽にどんな言葉をかければ良いのか迷いながら葬儀に向かうと、照れくさそうに笑う相楽がいた・・・。それを見た迫田は、初めて親を失うことの辛さを痛感するのだった・・・。

 「じゃあテメェは、なんでここにいんだよ?」

 「私はただ、話を聞きに来たんです。鵜久森さんのことを、 “自分のせいだ” と言ったその意味を。」

 「けど、許されねーんだろ?」

 「はい、許されないと思います。やってしまったことは、永遠に消えることはない・・・」

 相楽は、今までの自分の心の内を明かした。

 「鵜久森にも言われたよ。さすがにひでぇことしてるのは分かってたよ。でも周りも笑ってるし、”別に平気だろ” って思った。俺の楽しい空気の中で、みんなそれぞれ役割の中で楽しくやってんだ〜って。でも、工学研究会のヤツらに『僕たちのこと、ちゃんとハブってください!』って言われたあたりから、なんとなくイラつきが収まらなくなって・・・鵜久森に言われたときも、なんで自分がイラついているのかも分からなくて。アイツが死んだときに思ったんだ。“俺は奴らに心底嫌われていたんだな” って・・・。そんな俺の作った空気を必死で覆すために・・・」

 そんな相楽に、九条は「まだ自分を守るんですか? “自分は気づいていなかった。だから、やってしまったことは仕方がない。” そう言おうとしていますか?」と問い詰める。

 「2023年4月21日。鵜久森さんが立ちあがった日も、あなたは笑っていましたね。心無き嘲笑だと思っていたんです。ですが、迫田くんの話を聞いて思いました。あれは、あなた自身を守るための笑いだったんですね。鵜久森さんのその感覚に共感しながら、あの時すでに築いていたにもかかわらず、自分を変えずに過ごした。鵜久森さんの苦しみを理解してしまったら、自分がやっていたことを許せなくなるから。

 「やめろ。」

 「弱い自分を隠すのに必死で、楽しい自分、幸せな自分を見せつけるのに必死で、ずっと目をそらし続けた。」

 「やめろ・・・」

 「その結果、無自覚なフリをして人を傷つけた。自分がひどい人間になっていると本当は気づきながら、知らないフリをして笑った。

 「やめろ!!!!!!」

 「なぜそうやって、目先のプライドを優先して、弱さを隠すんですか?自分のせいだと教室で漏らしながらも、すぐに本音を隠して笑顔を見せたのはなぜですか?傷つく人がいるのがわかっていながら、なぜ自分のプライドを大事にできるんですか?私たちは、覚悟を持って自分の弱さを口にした彼女の強さを目の当たりにしたのではないんですか?・・・弱さを見せる覚悟はありますか?その覚悟があるなら、明日必ず学校に来てください。これがあなたが変わる最後のチャンスです。」

 相楽にそう告げて、家を出た九条。すると、夫の(れん:松下洸平)にお迎えに来てくれていた。

 「ごめんね、迎えに来させちゃった。」

 「迎えっていうか、ずっと近くにいた。何かあったらとか考えちゃって・・・。すっげぇダサいこと言っていい?里奈の挑戦は応援する。でも、ヤバかったら絶対助けるから。

許されるわけがないけれど・・・

 翌日。約束どおり相楽は、教室に現れた。

 「遅刻した。」

 「何かありましたか?」

 「ビビったから・・・今日ここに来ること・・・」

 神楽は、「今ちょうどお前の話になってたんだよ。昨日言ってた『俺のせいで死んだ』って言葉・・・あれ、どういう意味なんだ?」と相楽に聞く。

 相楽は、あの発言の真意についてを明かした。

 「鵜久森が何か危険を冒そうとしたのは、俺のせいだ。あいつはずっと、何かを変えようとしてた。その変えたいと思う空気を作っていたのは、俺だ。あいつはその空気を変えるために、あの日も何かと闘おうとあんなとこに行ったはずだ。だから俺のせいだと思ったんだ。」

 「じゃあ、あの事件を起こしたわけじゃ・・・」

 「やってない。信じるかは分かんないけど・・・」

 「でも、文化祭の事件を起こしたのは相楽くんでしょ?それなら浜岡さんと関係があるのは間違いなし、相楽くんがその人にお願いして、事件を起こさせていてもおかしくない・・・」

 「最も避けるべきは、憶測で彼女を語ること。人の意見は、そう考える方が自然だという方に流れていく。そこに想像や憶測があるということを忘れて、大多数の意見を作り矛先を向ける。しかし・・・どんな時も、すべての出来事の “本当” を知っているのは、本人だけです。相楽くんの口から、”本当” を話してもらいましょう。」

 相楽は、これまでのすべてのことを打ち明けた。

 「文化祭の事件を起こしたのは、俺だ。俺は多分、お前らに嫉妬したんだ。俺と関係ないところで楽しそうに笑っているお前らの顔を見たら、腹が立って・・・それで、”俺が楽しくないのならぶっ壊してやろう” って。でも、俺自身が手を下すのは怖かった。だから、ちょうど隣にいた浜岡にやらせた。金さえ払えば何でもやったから。なのにお前らは、それでも何とかした。それを見て俺は、今度は怒りじゃなくてショックを受けた。”ああ、俺って特別でも何でもなかったんだな・・・” って。で、何とかしようと鵜久森に『普通になんない?』って話しかけた。でも、『私は忘れられない』ってアイツに言われた。そこで理解した。俺は特別どころか、最低の人間なんだって。いや・・・本当はずっと理解していた。でもそれを隠すために、お前らにひどいことをした。鵜久森と話した後、浜岡から『そういう時こそ、俺の出番じゃないの?』と誘われた。でも、俺は断った。アイツの言葉を受けて、これ以上誰かに忘れられない傷を作ることの方が怖くなった。許されるわけがねぇ。でも・・・みんな、本当にすまなかった・・・」

 すると突然、迫田も頭を下げた。

 「俺はもっとひでぇ。俺はただ、コイツと一緒に楽しくあればそれでOKだと思ってた。もっと自分勝手で、もっと最低なクズだ。すまねぇ・・・」

 そして、かつて問題児集団の一員だった瓜生(うりゅう:山時聡真)と向坂(こうさか:浅野竣哉)も、「俺たちも相楽と一緒に、お前らにひでぇことをした。本当に申し訳ない・・・」と頭を下げた。

 「この教室で話された “本当” を、どう受け止めるかはそれぞれだと思います。大事なのは、考え続けることだと私は思います。相楽くん、あなたにはもう一人、謝りたい人がいますよね?」

 九条と相楽は、鵜久森宅を訪ねた。

 「俺・・・娘さんにひどいことをしてました・・・」

 美雪は「最近は娘の口から穴とのことが出てくることはなかったけど、昔に一度だけ相楽くんの話を聞いたことがあるの。」と、鵜久森の趣味が注目を集める前のことを語った。

 鵜久森は、相楽のことをすごい同級生だと自慢していたのだ。

 「同じ学年に相楽くんって男の子がいるんだけど、何かみんなが相楽くんのこと注目しちゃうようなカリスマ感っていうか変なオーラがあるんだよね。ねぇ、同じクラスになったら友達になれるかな?」

 「たったひとつボタンを掛け違うだけで、人の関係なんて大きく変わっちゃうものだけど、もしかしたら、あったのかな?2人が友達になることも。」

 「ちょっと、鵜久森の所に行ってきてもいいですか・・・?」

 「もちろん。」

相楽は、鵜久森の仏壇に向かった。

 「写真がない・・・」

 「それなら、彼女の顔を想像してみてください。それが、向き合うということです。」

 「出て来ねぇ・・・アイツの顔を想像しても、泣いてる顔か無理に笑ってる顔しか出て来ない・・・本気で謝りたいときに居ないのはおかしいだろ・・・なぁ鵜久森、ごめんな・・・絶対に許してもらえるなんて思わねぇ、許してくれるわけもねぇ。でも、ごめんなさい・・・俺はずっと、お前に最低なことをしてた・・・ごめんな鵜久森・・・・聞こえてるか?聞いてくれてるか?聞きたくもねぇか・・・でも、本当にごめんなさい・・・ごめんなさい・・・!!」

 相楽は、写真のない鵜久森の仏壇の前で泣き崩れた・・・。

 一方。迫田・瓜生・向坂は、浜岡のアジトに突入する。
 迫田は、浜岡に対してこう問い詰める。

 「鵜久森の事件の日、なんで学校にいたんだ?」

 それに対し、浜岡は・・・

 第9話につづく・・・

なゆた考察

浜岡、”映画づくり” に協力!?

 次回、迫田くんは浜岡さんを追い詰めますが、彼は「もう1人いるだろ?」と言い出します。
 ”もう1人” とは、きっと星崎くんのことでしょう。
 あれは偶然ではなく “計画的に” やったことで、彼の “映画づくり” に浜岡さんが手伝っているのではないかと思います。

 もしミスリードだとしたら、問題児集団の西野さんら一軍女子たち。
 彼女たちもまた、沈黙を続けていました。
 問題児集団のナンバー2的な存在でもあるため、怪しさが増していっています・・・!!

校長先生の正体はやっぱり・・・

 美雪さんの「夫も、海外を転々とする仕事をしていまして・・・」というセリフに、
 何かひっかかるんですよね・・・。

 校長先生は、海外に出かけているという設定ですし・・・。

 やっぱり校長先生の正体は、鵜久森さんの父なのでしょうか・・・!?

今後の展開

 ついに浜岡を追い詰めた迫田たち。
 しかし彼は、「もう1人いるだろ?」と言い出す。
 それは、D組の “ある生徒” らしく・・・。

 九条と生徒たちは、その “疑惑の生徒” が来るのを待つが、その人は来なかった・・・。
 その時、九条の頭を “最悪” の事態がよぎる・・・。
 九条ら教師と生徒たちは、その “最悪” を止めるべく、”疑惑の生徒” を探し出す!!

 物語は、衝撃の第9話へ!!

 後日、第9話についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!

 以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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