こんにちは、「なゆた」です!
TBS系 日曜劇場『VIVANT』、テント誕生の秘密が明らかになりましたね!!
そこで今回は、『VIVANT』の第9話の振り返りと今後についての考察をしたいと思います!
(注意:この記事では『VIVANT』の全ての謎が明らかになっております。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)
第9話 振り返り
光る石
乃木(のぎ:堺 雅人)はこの1週間、ベキ(役所広司)を突き動かす “何か” をひたすら調べ続けていた。しかし、なかなか出て来なかった・・・。
その夜。夕食に誘われた乃木は、8時間かけて作った真っ赤な赤飯を振る舞う。
「つくづく、私も日本人だな。」
ベキは「明日、遠出をしないか?」と乃木を誘う。
翌日。乃木たちは、“何か” がある土地へと向かう。
ベキと幹部たちは、なぜ3年前から土地を買い続けているのかを乃木に教える。
3年前、その土地で大きな地震が起き、地盤が割れて裂け目ができたのだ。
ノコル(二宮和也)が営む孤児院の少年・ウヌがその土地に来てしまい、
裂け目をのぞこうとして足をすべらせ、地下200メートルまで落ちてしまったのだ。
ノコルはさっそく救助に向かったが、ウヌは息をしていなかった。
すると、ノコルが見つけたのは、純度99%の光る石・フローライト(蛍石)だった。
それを知ったベキたちは、そのフローライトを手に入れるために土地の買収を進めていた。
フローライトの権利を手にすれば、長期に渡って孤児救済のための資金調達ができるからだ。
「もうすぐ、すべてが動き出す。」
残るはあと一帯だけ。しかし、1000万ドル足りない・・・。
フローライトを他国に取られないようにするため、買収を急ぐ必要があるのだ。
乃木は、株の信用取引で1000万ドルを捻出するという方法を提案する。
タイムリミットは、1週間・・・。
ベキに保証金を用意してもらった乃木は、なんと黒須(くろす:松坂桃李)になりすまして(しかも彼のモノマネをしながら)証券会社と取引を進めたのだ!さらに、大鳥製薬の不祥事をリークして株価を意図的に半値に下げる作戦を行い、無事成功する。これでフローライトの採掘が動き出せる!ピヨ(吉原光夫)は、乃木を「あなたは7回撃たれた狼だ。」と褒め称えた。
テント誕生の秘密
乃木は「これから “家族” として力を合わせていくために、テントのこれまでの歴史を教えていただけないでしょうか?」とベキにお願いした。
ベキは、乃木とノコルにテントがなぜ生まれたのかを語った。
島根の奥出雲は、古来から米づくりとたたらで栄えた地域だ。
乃木家も、たたら製鉄の御三家の一つだ。
卓(すぐる:林 遣都)は次男のため後を継ぐことができなかったため、
親からその分勉強に励むよう言われていた。
そのため彼は必死に勉強して、警察官になった。
警察官になってからしばらくして、明美(あけみ:高梨 臨)と出会い結婚。
その後、公安部外事課に配属され、バルカの任務に出た。
1978年に起きた中華系の人間によるイスラム教徒殺害事件を発端に情勢が一気に悪化していて、内戦が起こると日本への資源の供給が止まってしまう可能性があったため、彼はバルカへと向かったのだ。
表向きは農業使節団の技術者として、荒れ地を畑にするという事業にいそしんだ。
「やった!!みんな、水が出たぞーっ!!」
少しずつ作物が根づいて2年が経った頃、緑が一面に広がるまでに畑が大きくなった。
「ありがとう、ノゴーン・ベキ(緑の魔術師)!」
卓はみんなから、“ノゴーン・ベキ = 緑の魔術師” と呼ばれるようになった。
そして2人の間に、息子の乃木憂助が生まれたのだった。
しかし、乃木が3歳になった頃・・・
イスラム武装組織の動きが活発化したとの情報を手に入れた卓は、ひそかにスパイ活動を行った。
だが、時すでに遅し。民族間の均衡は崩れ、争いはバルカ全土に拡大してしまった・・・。
武装組織が各地の村を支配するようになり、その手は卓たち一家にまでも・・・。
卓はみんなで安全な場所へ逃げようと、すぐに公安の仲間に連絡した。
公安から指定された場所で待つよう言われた卓は、一家でその場所へ向かった。
すると、ついに公安のヘリがやって来た。
「おい、こっちだ!急いでくれ、頼む!」
しかし、なぜかヘリが突然引き返してしまう・・・。
卓は、後になって「自分は公安に見捨てられたんだ」と分かった。
公安の指揮官から、引き返すよう指示があったらしいのだ。
結局一家は武装組織に捕まり、乃木は両親と引き離されてしまう。
「大丈夫だ、殺しはしない。売って金にするだけだ。」
乃木はしばらくして、自分を連れ去ったのは人身売買のブローカーだと知る・・・。
卓と明美は、1ヶ月もの間ひどい拷問を受けていた・・・。
それでも明美は、卓が公安のスパイだとは口にはしなかった。
「憂助は、必ずどこかで生きてる・・・私たちを待ってる・・・お願い、憂助を捜して・・・。」
「分かった、捜そう。ここを出て、一緒に捜そう!」
「私、憂助と3人で過ごす時間が大好きだった・・・。私たちをこんな目に遭わせたやつを、私は絶対に許さない・・・。復讐して・・・」
明美は、そう卓に言い残し、力尽きてしまった・・・。
武装組織の雑用係だったバトラカは、閉じ込められていた卓を救い出した。
それから卓は、何年もの間、必死で乃木を捜し出した。
ある日、卓は役所で乃木が死んだと聞かされ、一時生きる気力を失ってしまう・・・。
きれいな星が輝く夜、卓は幼い少年と出会う。
卓が食料を与えたその瞬間、その少年は倒れてしまう。
少年は卓に「弟のノコルに、何か食べさせてあげて・・・」と言い残し、力尽きてしまった。
卓が小屋に向かうと、そこにはまだ0歳だったノコルがいた。
ノコルを拾ったその時、卓は再び生きる希望を得たのだ。
4年後。卓は家に戻り、バトラカに自分が日本のスパイだということを明かした。
そして卓は、固く誓った。
「俺たちが、守るしかない。」
それで “テント” は、誕生した。
ノコル・バトラカ・ピヨとともに、武装組織から人々を守ってきた。
“テント” の使命は、子どもたちの未来を守ること。
名前の由来はキャンプのテントから来ていて、
“大切な人が集まる場所” という思いが込められているのだ。
4人は、固い絆で結ばれていた。
ある日、車の中に一人の少年が隠れていた。
「名前は?」「アディエル。」
卓たちはアディエルを育てることにした。
アディエルは大きくなり結婚したが、テントには参加しないことにした。
卓はアディエルに、自分が住んでいた家をプレゼントした。
それは、乃木が生まれた家でもあったのだ・・・!
ノコルは「別班はなぜ我々を執拗に追って来るんだ?」と乃木に聞くと、乃木は「最終標的は日本だという情報を掴んだからです」と答えた。
ベキは「かつて公安を恨んでいたことは確かだ。だが私はノコルと出会い、孤児たちのために生きると誓った。そのうちに日本への恨みなどなくなった。私が祖国を狙うわけがない。」と笑いながら今の心境を明かしたのだった。日本を狙ったテロの依頼もしばしば舞い込んで来たが、彼はすべて断ったのだ。
裏切り者
その時・・・ノコルのもとに、親友でありフローライトの共同出資者であるゴビ(馬場 徹)から電話がかかって来た。
フローライトの存在が政府にバレてしまったのだ!
「ノコル、これが何を意味するのか分かってるのか?ここまでのことが、すべて台無しになるんだぞ!?」
「これはトップしか知らない重要機密だ。管理も厳重にしているから漏れるはずがないんだ・・・」
ノコルはテントのゲルに戻り、メールを調べた。
すると、日本のモニターから “Jmail” が届いた。
そのメールの中にあったのは・・・!!
目を覚ますと、乃木は黒須とともに吊るされていた・・・。
そこにベキとノコルが現れた。
「どういうことなんですか・・・?」
ピヨは、乃木にある映像を見せる。
映し出されているのは、とある病院・・・。
その映像には、乃木に撃たれて死んだはずの高田(たかだ:市川笑三郎)・廣瀬(ひろせ:珠城りょう)・熊谷(くまがい:西山 潤)・和田(わだ:平山祐介)の姿が・・・!!
なんと4人は、生きていたのだ!!
「急所、外したろ?別班を裏切ったと信じ込ませ、ベキが父親であることを利用し、テントに潜入したんだろ?」
「もうウソはやめてくれ。我らを欺き、別班としてここに来た。そうだな、憂助?」
そう問い詰めるベキとノコルに対して、乃木は・・・
「私は・・・」
「やめろ、言うな!!」
「別班の任務としてここに来ました・・・」
「そうか・・・」
そしてベキは、宝刀を抜いて乃木に振りかざそうとする・・・!!
乃木、絶体絶命の大ピンチ!!
最終回につづく・・・
なゆた考察
【最終考察】裏切り者は誰だ!?
まさかの衝撃展開!!
フローライトの存在が、何者かによって政府にバレてしまった・・・!!
このままだと、乃木もテントも大ピンチ!!
そこで・・・!!
僕「なゆた」が、最終考察をしたいと思います!!
フローライトの存在を政府にバラした裏切り者は・・・
別班の櫻井司令と公安の佐野部長だと思います!
別班の櫻井司令が、乃木くんたち精鋭部隊を裏切って、公安の佐野部長と手を組んで
フローライトのことをバラしたのではないかと思います・・・。
今後の展開
次回、ついに最終回。
愛を探す冒険の果てに、それぞれの想いが集結する・・・。
物語は、未知なる結末へ。
後日、最終回についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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