こんにちは、「なゆた」です!
TBS系 日曜劇場『VIVANT』、「テント」って一体どんな組織なの・・・!?
そこで今回は、『VIVANT』の第6話の振り返りと今後についての考察をしたいと思います!
(注意:この記事では『VIVANT』の全ての謎が明らかになっております。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)
① ドラマ好きな人
② 『VIVANT』が好きな人
第6話 振り返り
父に会いたい・・・
乃木(のぎ:堺 雅人)の父であるノゴーン・ベキ(役所広司)率いる “テント” は、収支報告会を開いていた。
メンバーであるギリアムは、ブラジルからの誤送金で多額の収益を上げていた。
「ギリアム。今回の貢献により、ベキより贈呈品が用意されている。」
「ありがとうございます。すべてはベキのご指導のおかげです。」
しかしギリアムがその箱を開けると、中に入っていたのはなんとクーダン中央銀行の銀行担当者であるエンゾ・パウロの手と耳だった・・・!!
ギリアムはパウロと手を組んで組織を裏切り、誤送金を着服していたのだ。
そのことは、すでに組織にバレていたのだ・・・。
ベキは、裏切り者であるギリアムを、乃木家の宝刀らしき日本刀で “処刑” した。
「我々の資金が何のために世界から集められているのか、どうして理解できない?私腹を肥やすなど、言語道断だ!君たちを信頼していいんだな・・・?」
一方。乃木はアリ社長(山中 崇)を逃がすことにした。
彼がアリ社長を生かすのには理由があって、
アリ社長は自分の組織で働いていたのに対して、山本(やまもと:迫田孝也)は日本人なのに我が国を裏切るようなことをしたからだ。
アリ社長は別れ際、乃木と黒須(くろす:松坂桃李)に謎の暗号が書かれたメモを渡した・・・。
乃木は、テントのリーダーが自分の父であることを知って、並々ならぬ恐怖心を抱いていた。
そして彼は、Fとの出会いを思い出す・・・。
人身売買でひどいことをされ、施設でもいじめられ、“もう消えてしまいたい”と思っていた乃木の前に・・・Fは現れた。
「寂しいんだろ?俺がお前のそばにいてやるよ。だから変なことは考えんなよ。生きるんだよ。俺はお前と生きたい。だけど、お前はもっと強くならないとな〜。」
「強くって・・・どうすればいいの?」
「アメリカに行こう!向こうにはミリタリー・スクールってのがあって、本物の銃を使った訓練とか、格闘技や戦術を教えてくれるんだ。そこにはいれば、メチャクチャ強くなれるぞ。」
「無理だよ、そんなの。お金だってないし・・・」
「奨学金とかいうやつをもらえばいいだろ?そのためには、すご〜く頑張って勉強しなきゃならないけどな。そっちはお前に任せるわ。」
乃木はFの言うとおり、奨学金をもらってロンガリーのミリタリー・スクールに入学し、卒業後はコロンビア大学に入学。
そして2001年9月11日。乃木とFの人生を変える出来事が起きた・・・。
そう、アメリカ同時多発テロ事件だ。
この事件で乃木は、これから世界はテロが渦巻く時代に入っていくと確信した。
それから大学生たちはみんな休学して軍隊に入った。ミリタリー・スクールの同級生だったサム(Martin Starr)はこう言った。「国より愛する家族を守るんだ。」と。そして乃木は、“愛する” とは何なのかを知るために、自衛隊に入隊。そして、すぐさま別班になった。
乃木は父に会いに行くことを決意するが、Fは猛反対する。
「ダメだ、やめとけ。親父っていっても、悪魔みたいなやつだぞ?」
「だから怖いんだよ、そんな人でも僕の父親なんだ!どんなに殺りくを繰り返す世界のおたずね者でも、本当の息子だと分かれば愛情を注いでくれるかもしれないだろ?」
「バカか!!お前はあいつを殺すんだ、始末するんだよ!!そうしないと日本はどうなる!?・・・俺だって愛とか何だとかよく分かんねえけど、お前は薫とジャミーンを守りたいって思ってる。それが愛ってもんじゃないのか?ベキに会うのはいい。だが、その時は親父を殺すときだ。」
一方。野崎(のざき:阿部 寛)は佐野部長(さの:坂東彌十郎)に乃木の両親についてを調べてもらったところ、父の卓(すぐる:林 遣都)が公安部外事第一課に所属していたことがわかった。
しかし、公安としての経歴は消されていて、機動隊を退職したことになっていた・・・。
もしかして、農業使節団を偽ってバルカに潜入したのか・・・?
野崎は、新庄(しんじょう:竜星 涼)に乃木をマークさせることにした。
別班、ついに伝説のハッカーと接触!!
そんな中、乃木と野崎のもとに、ダルバン共和国がテントによってテロ攻撃されたというニュースが入った。
黒須は、伝説のハッカー・ブルーウォーカーこと太田(おおた:飯沼 愛)のもとに向かい、アリ社長からもらった暗号の解読を依頼する。
ブルーウォーカーとしての本性を現した太田は、それを引き受けた。
一方。乃木は薫(かおる:二階堂ふみ)とジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)のいる日本医療センターへと向かった。いよいよジャミーンの手術がはじまるのだ。予定時間は6時間。野崎とドラム(富栄ドラム)も駆けつけ、みんなで手術の成功を祈った。
手術は無事終わったが、心臓と肺に負担がかかっているため、ICUに移すことに・・・。
「意識が戻って、この数値が90を超えれば、ジャミーンは助かります。でも今のままだと、体力的にも今夜を乗り切れるかどうか・・・。」
乃木はジャミーンの手を力強く、祈るように握った。
その時、奇跡が起こった。
数値が90を超え、ジャミーンが意識を取り戻したのだ!
乃木は、不安と闘っていた薫をぎゅっと抱きしめた。
一方。暗号の解読も残り時間わずか。
しかし、太田曰くハッキングというのは所詮 “運” 。いちかばちか祈るしかないのだ・・・。
すると突然、仕込んだウイルスが運よくサーバーにたどり着き、パスワードをギリギリでコピーすることに成功した!
その夜。乃木のもとに、薫がやってきた。
「乃木さんって、私のこと好きなんですか?何で抱きしめてくれたんですか?どうしてくれるんですか・・・乃木さんのこと、もっと知りたくなっちゃったじゃないですか・・・。」
乃木は、過去のことを薫に話した。
「僕は、あなたとジャミーンが一緒にいる姿を見るだけで、すごくあたたかい気持ちになれるんです。薫さんを見てると、母を思い出すんです。僕はあなたから、人を愛することの素晴らしさを教えてもらいました。この世界には、こんなに素晴らしいものがあるんだって・・・。ただそれを守りたいって、心から思えたんです。」
「それってやっぱり・・・私のこと好きってことですよね・・・?」
「はい、好きです。」
その時、黒須から「問題が発生した」と連絡が。
乃木が急いで現場に向かうと、太田が突然ナイフで自殺を図ろうとしていたのだ・・・!!
自分を監禁して苦しめた山本に対する恨みは大きく、”また同じことをされるくらいなら、自らの手で死んだほうがマシだ” というのだ・・・。
「証明して。あんたらが山本の仲間じゃないってことを!さあ、早く!」
乃木と黒須は、さっそく証拠の映像を見せた。
2人がこっそりカメラに収めた、山本 “排除” の瞬間だ。
「ざまあみろ。」
3人は改めてサーバーの中を確認しようとするが、公安が近づいてくる・・・。
そこで3人は、壁に穴を開けて違う部屋で作業をすることに。
公安は、令状を取り直している間にデータは消されるため、引き揚げることにした。
サーバーの中のメールを確かめると、そこにはある重要な情報が・・・。
7人の別班
翌日、経済産業省主催の入札会が開かれた。
入札会が終わると、乃木と黒須を含んだ6人が残った。
机や椅子を移動させた後、別班の司令・櫻井(さくらい:キムラ緑子)がやって来てこう告げた。
「今回の任務に、あなた方6名に集まってもらったのは、他でもなく、国家の危機を未然に防ぐためです。」
第7話につづく・・・
なゆた考察
8人目の “VIVANT”
別班は、乃木くん・黒須くん・櫻井司令官だけじゃなかった!!他にもスゴ腕が勢ぞろい!!
でも、公式グッズ「別班饅頭」の、”別班” の文字が入った赤い饅頭は8個入り・・・。
もしかして、まだ正体を現していない “8人目の別班” がいるのではないかと思います。
僕の予想は、長野専務だと思います。
更生施設に行ったというのはウソで、本当は乃木くんと同じロンガリーのミリタリー・スクールに通っていたのではないかと思います。
また、余談ですが、ブルーウォーカーこと太田さんは、今回の依頼を機に、“別班専属ハッカー” に転身するのではないかと思います。
やっぱりテントはテロ組織なんかじゃない!
「我々の資金が何のために世界から集められているのか、どうして理解できない?私腹を肥やすなど、言語道断だ!」ベキのこのセリフに、違和感を感じた人もいるのではないでしょうか?
やはりテントは、テロ組織なんかじゃないのです!!
なぜベキは資金にそこまで執着するのか・・・?
それは、親と引き離された子どもたちを救いたいと思っているからではないかと思います!!
あと、ダルバン共和国に対してテロ攻撃を起こしたのはテントではないと思います。
資金をめぐるゴタゴタから、すぐにこんなことが起こせるわけがないじゃないですか!
ニュースを見たときも、ベキは意味深な表情を浮かべていましたし・・・。
今後の展開
別班、ついにテント潜入作戦開始!!
別班と公安、共通の敵は・・・テント!!
父子、そして兄弟の宿命・・・
愛か、それとも任務か?
後日、第7話についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!
『VIVANT』を見逃した人はぜひこちらから↓
コメント