こんにちは、「なゆた」です!
TBS系 日曜劇場『VIVANT』、まさかまさかの衝撃展開でしたね・・・!!
そこで今回は、『VIVANT』の第7話の振り返りと今後についての考察をしたいと思います!
(注意:この記事では『VIVANT』の全ての謎が明らかになっております。純粋にドラマを楽しみたい方はここから先の閲覧をお控え下さい。)
第7話 振り返り
緑の魔術師
とある “入札会” の会場に集まった、7人の別班。
・乃木憂助(のぎ ゆうすけ:堺 雅人)
・黒須 駿(くろす しゅん:松坂桃李)
・高田明敏(たかだ あきとし:市川笑三郎)
・廣瀬瑞稀(ひろせ みずき:珠城りょう)
・熊谷一輝(くまがい かずてる:西山 潤)
・和田 貢(わだ みつぐ:平山祐介)
・櫻井里美 司令(さくらい さとみ:キムラ緑子)
乃木は、現在分かっている情報を報告すると同時に、“テント” のリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)が自分の父親であることも明かした。
卓(すぐる:林 遣都)は農業使節団として砂漠の緑地化に従事し、バルカ政府から感謝状を贈られるほどの功績を上げ、「ノゴーン・ベキ」と呼ばれるようになったのだ。「ノゴーン・ベキ」とは、直訳すると「緑の魔術師」という意味だ。
しかし卓は、裏では公安として、4つの民族による内乱の噂を探るため、バルカで内情調査を行っていた。その最中、内乱に巻き込まれ死んでしまったことにされているが・・・。
乃木は、バルカで生き残った卓が何らかの事情で公安に見捨てられ、日本への報復を企んでいる可能性があると指摘する。
黒須は、太田(おおた:飯沼 愛)の協力で通信記録の傍受に成功し、ベキが全幅の信頼を寄せるナンバー2の存在が判明した。名前はノコル(二宮和也)。ベキの代弁者だ。
ノコルは、もう一人の幹部・ピヨ(吉原光夫)の代わりに、ロシアの武装組織・ヴォスタニアの会合に姿を現す予定であり、メールにはこう書かれていた。
「当日21時までに国境近くのイバレフ村付近に来い」と・・・。
一方、野崎(のざき:阿部 寛)たち公安は、引きつづき乃木をマークすることにした。
乃木は、薫(かおる:二階堂ふみ)のいる日本医療センターへ向かう。
「薫さん、すみません。なかなか連絡が取れなくて・・・」
「もうすぐ私終わるんですけど、待っててもらえますか?」
「分かりました。」
乃木と薫は、桜の咲いている夜道を2人で歩いた。
「寂しかったんです。私、乃木さんのこと、本当はよく知らないなって。会えない時に考えていたんです。”乃木さん、今何してるんだろう?” って・・・でも、想像すらできないことが、少し寂しかったんです。」
「あの・・・抱きしめていいですか・・・?」
乃木は、薫を強く抱きしめた。
「おなかすいてませんか?野崎さんから教えてもらったお赤飯、仕込んであるんです。」
そう言って乃木は、薫を自宅に誘い、真っ赤な赤飯を一緒に食べて過ごした。
そして乃木は突然、母の面影を感じたのか、薫にキスをするのだった。
「すみません・・・初めてで・・・」
乃木の目には、涙が込み上げていた・・・。
潜入作戦開始!!
翌日。乃木がバルカ行きの飛行機に乗ると、野崎とドラム(富栄ドラム)とバッタリ再会した。
「そんなに恋しいか?祖国が。どうすんだ、先生のこと。まあ、お前の立場じゃ普通の恋愛はできねえか。」
「あの、野崎さん・・・もしかして、僕のこと・・・」
「似てるんだよ、俺が可愛がってた後輩にな。」
野崎にはかつて、リュウ・ミンシュエンという名の後輩がいた。
その人は、ドラムのように芯がある存在だった。
しかし、ある度を越えた調査で亡くなってしまうのだった・・・。
「俺がもう少しあいつのことを見てやってれば、死なずに済んだのにな〜。俺にとっての、唯一の失敗だ。やつが死んだのも突然だった。急にいなくなるってのは、無性に寂しいもんだぞ。だから全部終わったら、ちゃんと先生のところに戻ってやれよ?」
しばらくして・・・乃木は突然、野崎の手に触れてこう言い出す。
「あなたは鶏群の一鶴。眼光紙背に徹す。」
野崎たち公安は、乃木をマークし、徹底的に後を追う。
しかし・・・乃木たち別班には、そんなことはお見通しだった。
乃木のほうも、タクシーの中で高田と入れ替わってトランクに隠れるなど、
巧みなトリックで追跡をかわし、他の別班が集まっている地下へと向かう。
「今回の任務により、テントがなぜ主義主張のないテロを繰り返すのか、日本の何を狙っているのか、世界で初めて私たちが知ることになります。皆さん、全身全霊をかけ、この任務にあたってください。」
イバレフ村の手前のドライブインでワゴンのタイヤ交換が行われることを察した乃木たちは、
ドライブインで待ち伏せして、6人を麻酔銃で眠らせた。
しかし、ヴォスタニアの他の連中が「あと10分で出発しないと間に合わない」と言っていたのだ。
あと30分でも十分間に合うはずだ・・・。
乃木がテントからのメールを調べると、やはり待機場所が急きょザナスに変更されていたのだ。
そこで乃木たちは、ヴォスタニアのメンバーになりすまし、ワゴンを奪って草原を横切り、新たな会合場所へと向かうのだった。
史上最大の衝撃
ついに会合場所にたどり着いた乃木たち。
そこには、約束どおりノコルが待ち構えていた・・・。
「ずいぶん遅かったな。」
「出がけにヤギが産気づいてね。」
「何頭だ?」
「77頭。」
「スワードだけ、武器を置いてこっちに来い。」
「金を払うのはこっちだぞ?」
「イヤなら帰るまでだ。」
すると乃木は、ノコルに銃を向けた。
「何のマネだ?」
「ノコルだな。」
「お前らは?」
「 “VIVANT” だ。」
しかし・・・なぜか乃木は突然、黒須・高田・廣瀬・熊谷・和田に向けて銃を発砲したのだ!!
あまりにも予想外の行動に、黒須は「気でも狂ったのか!?」と戸惑う。
「どうした?内輪もめか?」
「僕は敵ではありません。ノゴーン・ベキに会わせてください。」
「笑わせるな。」
「僕はノゴーン・ベキの息子です!」
「息子だと・・・?」
「知ってることは全て差し出しますので、ベキと話をさせてください!」
それを聞いたノコルは、乃木と黒須を牢に連れて行った。
「これ、裏切った体でここに侵入する作戦でしょ・・・?」
黒須からそう聞かれた乃木は、首を横に振った。
「まさか、本気で国を裏切ったのか・・・?」
「どうしても、会いたかったんだ。」
「会いたいって・・・父親に会うために、国を裏切ったっていうのか?そんなことのために仲間を・・・ふざけんなテメェ、この野郎!!」
「君には分からないよ、僕の気持ちなんて。僕がずっと、どんな気持ちで生きてきたか・・・。」
すると、乃木の目の前に、自分の父が現れたのだった・・・。
第8話につづく・・・
なゆた考察
愛とは何か・・・『VIVANT』の核心
こんな予想外すぎる展開になったのならば、乃木くんは何者でもない男だと思います・・・。
「“愛とは何か” を知りたくて、強くなった男」・・・
最終回の結末まで予想しちゃいますけど、
テントの真実を知った時、乃木くんはそれで「愛とは何か」をついに知ると思います。
そしてそれを知った時、別人格・ “F” は消えていくのではないかと思います。
おととしのTBSドラマ『最愛』の核心テーマが「家族」であったように、
今作『VIVANT』の核心は「愛」なんだと思います。
今後の展開
裏切りの果ての再会・・・
愛する父は、本当に悪魔なのか?
血のつながりか、それとも40年のつながりか。
今、父への愛が試される・・・。
後日、第8話についても書こうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!!
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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