フィルムとデジタルの違いについて

好きなこと

こんにちは、「なゆた」です!

今の映画撮影において、
デジタルシネマカメラが普及し、
フィルムでの撮影が少なくなりつつあります。

そこで今回のエンタメ知識は、
映画の「フィルムとデジタルの違い」についてを書きたいと思います。

ぜひ!こんな人に読んで欲しい!

映画好きな人!!

フィルム撮影

「フィルム撮影」とは、16mm・35mm・70mmフィルムに焼き付けながら撮影することです。
コストがかかるというのと、アナログ保存になるため劣化が避けられないですが、
今はフィルムスキャナーデジタルデータへ変換し、編集機上で編集ができるようになっています。

是枝裕和監督は、フィルムでの撮影にこだわっています。
(『三度目の殺人』『ベイビー・ブローカー』『怪物』の3作品はデジタル撮影でした)
山崎 裕カメラマン曰く・・・
「テレビドラマはデジタル撮影でも構わないが、映画はやっぱりフィルムだろう、ということです。」
と語っています。

また、ハリウッドでは、
J・J・エイブラムスクリストファー・ノーランクエンティン・タランティーノといった
名だたる映画監督もフィルムでの撮影にこだわっており、
現時点で唯一のフィルム生産者であるコダック社(Kodak)と、
一定量のフィルムを購入する契約を結びました。
これによって、経営危機となっていたコダック社は
フィルム製造を続けることができるようになったんです!
コダック社は、
「フィルムを救う道を見つけてくれた映画業界のリーダーの支援と創意に感謝します」
と述べています。
なんていい話なんでしょう・・・!!

デジタル撮影

「デジタル撮影」とは、デジタルシネマカメラを使って撮影することです。
ハードディスクなどへ保存するため、何回撮り直してもコストがかからないんです。
(デジタルでの撮影が選ばれているのは、おそらくこれが理由かもしれません。)

フィルムではできず、デジタルだからこそできることもあって、
例えば『リアル 〜完全なる首長竜の日〜』(2013年)では、
フィルムでは絶対やらないようなオーバーラップや急激なズームアップを取り入れる
ということに挑戦したそうです。

最後に

映画館での上映も、デジタル化が進んでいます。

2010年ぐらいまではフィルム上映が主流でしたが、
2011年ぐらいからDCP(デジタル・シネマ・パッケージ)による
デジタル上映
に変わっていきました。

ですが、フィルムでの撮影・上映が消えることはありません。

たとえオール・デジタルで撮影した映画でも、
フィルムレコーダーを使えばフィルムで上映できるようになります。

今年4月14日(金)にオープンする109シネマズプレミアム新宿では、
フィルム上映復活するそうです!

こうやってフィルムとデジタルの共存ができているのは、
先述したあの素敵な話のこともあって
あえてフィルムにこだわり続けている映画人のおかげ
なのかもしれませんね♪

これからもフィルムとデジタルの共存が続くことを願っています!

以上です、ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました